1作目の後半(銃撃戦あたり)からのテンションそのままに、カットと編集のキレがすごい。一時の感情で部下を殺してしまった組長が静かに打ちひしがれるところ、知らないはずなのに心当たりのある感情が余す所なく…
>>続きを読む黒沢清が脚本を書いているからか、なんてことないドライブシーンで異様な長回しを繰り出したり、脱力感のあるシンセサウンドが流れたり、前作の一本道な復讐モノから虚無の反動でエンストを繰り返す諦観の感情が滲…
>>続きを読む続編で急に黒沢清臭がプンプンに。
この一筋縄ではいかないオフビートな感じがクセになりそう。
吉岡との一連の絡みが何を言いたいのかわからん!アサヒナ温泉に向かうけど結局迷子になって、どっちが先に桜の…
前作より更に命は軽く、しかし雰囲気は重くなっているのが好感触。アウトレイジ3作目を想起させるような呆気なさ、味気なさ。しかし、終始、絵画のようなフレーミングと人物配置、どんよりとした色味が本当に美し…
>>続きを読む『復讐1』の精神的続編であり、『蜘蛛の瞳』のプロトタイプ的作品。
目的を完全に見失った人間が、生きる事に何も見出せないまま、論理のない爽やかな殺し合いを発生させる。
これは『蜘蛛の瞳』で完全に達す…