純粋なアクションエンターテイメントとして脚本を仕上げた高橋洋に対して、限りない叙情を繰り広げた脚本を仕上げた黒沢清。清さんの方は本当にドラマが書けないんだな。でも今回はよかった。
本当に渦巻いてい…
黒沢清が生み出す乾いた虚無世界と感情の無い哀川翔の相性良すぎる。
成り立ってない会話と中身の無いシーンがたまらなく好き。
「朝日奈温泉行こう」
「道わかってんのか?」
「んー何とかなんだろ」
…
「復讐」シリーズ2作目。「蛇の道」の後の「蜘蛛の瞳」と同じ位置づけ。前作で復讐を遂げたはずの哀川翔の、迷子と行き詰まり。素晴らしい。
木の枝に延々と石を投げるとこ、「俺は何を見せられてるんだ??」…
鳴り響く金属探知機をバックに現れる哀川翔のカッコ良さ、これだけで満腹。横へ横へ移動する対象物を捉え続けるカメラ、迷いながら走行する車を映す長回し、終わりの見えない遊び、などとにかく先の見えなさが強調…
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