メリィ・ウィドウの作品情報・感想・評価

『メリィ・ウィドウ』に投稿された感想・評価

Jimmy
4.5

お洒落で楽しいエルンスト・ルビッチ監督の傑作映画であった。

平和で戦争の無い「とある小国」に一人の未亡人(ジャネット・マクドナルド)が居た。黒づくめで顔はヴェールで覆われており、良く見えない。
そ…

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このレビューはネタバレを含みます

オープニングの歌が全て物語る、ずっと恋の駆け引きだけの中身のほぼ無いドラマ、でも笑えて洒落れてて面白いのでall ok!

過剰な笑いの演出と過剰なダンスシーンに観客は呆れてつつ楽しくてしょうがない…

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断絶の監督ルビッチが、反対に徹底的に「通底」させた本作。

観客がソニアの顔を初めて目にするとき、クレーンに乗ったカメラが、ミュージックホールの中から窓をくぐって外へ出る。
本作では音楽が、離れた場…

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ルビッチのひとつの到達点じゃなかろうかと蕩然としながら、快感原則が溢れ零れるままの唯一の秩序に身を任せる愉楽。
やり過ぎ?
黙らっしゃい!

大富豪の未亡人とプレイボーイの大尉をくっつけようとするお膳立てはすべて万全で、収まるところに収まるだけのラブコメディ。だが、ルビッチ以降のハリウッド黄金期のラブコメの定石がお手本のように繰り広げられ…

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煙
3.6
冒頭、軍隊の行進の真ん中を牛二頭が通行。大量の黒いベール、黒い靴、黒いコルセット。手の甲へのキス、未亡人の表情、を分けて映す。ベランダで踊ると室内からペアダンスの大群。廊下を埋め尽くすペアダンス。

シュバリエ、ジャネット・マクドナルドのオペレッタをルビッチが監督したコメディ。小国でモテモテのシュバリエ大尉。寡婦のマクドナルドだけは陥落に失敗。マクドナルドはパリへ。パリでは求婚者が続出。大富豪の…

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Omizu
3.0

【第7回アカデミー賞 美術賞受賞】
フランツ・レハール作曲のオペレッタ『メリー・ウィドウ』を『ニノチカ』エルンスト・ルビッチが映画化した作品。MGMで三度映画化された内の二度目の作品。

うーん、こ…

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ntm
-

冒頭数秒でキャラクターが分かる。「girls!girls!girls!」と歌い叫ぶ潔さに笑ってしまった
日記の演出可愛かった。コーヒーを飲め!Drink that coffee!のくだりも笑った
あ…

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木木
3.9
女たらしの軍人と大富豪の未亡人の恋路。添い遂げて幸せになれるかはわからないけど、うまくいかなくなっても何度も国を巻き込んで軌道修正してくれそう。集団行動の如く、フロアを埋め尽くした男女の群舞が圧巻。

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