移動映画館で『フランケンシュタイン』を観た少女・アナは、姉のついた些細な嘘からフランケンシュタインの怪物は実在する精霊なんだと思い込むようになる…というお話。
極端に説明が省かれているので、人によ…
荒涼とした大地。部屋のたくさんある古い屋敷。
どこか物悲しい色あい。
いいなぁ。
ストーリーはよくわからない。
ウィキペディアとかの解説なんかを見ないと一度見ただけでは何がなんだかわからない。
当…
主役の女の子の存在感がすごい…めちゃくちゃ可愛いし、眼力半端ない。そのアナの行動がちょくちょく分からなかったんやけど、解説みたら政治背景もかなり関連してるんやなぁ、なるほど。それ分かってみたらもっと…
>>続きを読むはじめて見るフランケンシュタイン、踏みつけられたキノコ、炎のうえをジャンプするみんな、もうすぐ来る鉄道のオト、動かないお姉ちゃん
どんどん世界が目に飛び込んでくるのに、自分の感情を秩序立てて把握し…
冒頭のみんなが映画を見に行くシーンがまず好き。
アナちゃんの大きい目が素敵だった。お姉ちゃんは2回ぐらいアナをだまして怖いなと感じてしまった。
最後まで何が言いたいのかよく分からなかったけど、電車が…
血の口紅と精霊のおまじない、大人のイザベルと子供のアナ。
スペイン内戦についての映画らしいけれど、窓を蜂の巣模様にしたのも頷ける。蜂の巣の観察ーー"間断なく様々に動き回る蜂の群れの報われることのない…
ガルシア・マルケスの小説のような土着的で、どこか懐かしく、死や怪物が日常に地続きで存在している世界に魅了される。
ミツバチのように想像力を奪われ忙しなく目的もわからないまま消耗し、ロクな死に方もでき…
スペインの荒廃しつつも美しい風景と可愛らしい少女が美しい映像で静かに描かれ、「これぞ映画」と言われる所以をひしひしと感じました。スペイン内戦を背景に様々なものが象徴化されているけど、一つの家族の物語…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.