品のない笑い方をする肉感的な美女にペチャクチャとおしゃべりに夢中な娘たち、ヒステリックで面子ばかり気にする妻。主人公を取り巻く女性たちが映画を魅了的なものにしている。そして眼帯のアラン・ドロンはどん…
>>続きを読むヴィスコンティは実際に貴族の末裔であり、そのため劇中の貴族文化の再現に真価があるとよく言われるが、本作では例えば屋敷に飾られている絵画は複製であることが瞭然で、撮影のために梅原龍三郎の絵画の本物を用…
>>続きを読む2022.10.12(232)
録画・字幕
初
2019.03.28にNHK BSプレミアムで放送された「完全復元版」をずっと寝かせていて本日鑑賞。長いのでなかなか見るタイミングが掴めなかった。
…
重厚。この時代の俳優さん達は存在感すごい。舞踏会の場面は見せ場なんだろうな。
ヴィスコンティの眼にかなったものだけが映ってる贅沢な映画。
ピエール・クレマンティが昼顔より若い。ヴィスコンティも気に入…
クリノリンが大爆発している!
ゆったりとした留め方で耳を覆い、前髪はセンター分け、後ろ髪は多めに、お化粧は貴族しかできず、大きなスカートの中の金具(クリノリン!)で後ろに大きくヴォリュームを出す。…
定期的に摂取したくなるヴィスコンティ。
圧倒的美的センスと退廃。シチリアの激動の時代の新旧の入れ替わり、かなわぬ若さと確実な死への確信。バート・ランカスターの哀愁の表情がたまらん!華やかなパーティー…
シチリアの1860年代の情勢を予習してから見ないとなかなか理解できないかも。そして貴族である公爵の心情メインの物語なため、令和の日本の庶民が共感するにはある程度の想像力も必要。そこをクリアすると非常…
>>続きを読む【伯父と甥の関係ってこういうものなの?】
公爵がタンクレディーにここまで入れ込む心理が最後までピンとこなかった。
実は公爵の息子だったりするのかな?と思っていたが違うらしい。
自分の子供が7人もいる…