タカダワタル的の作品情報・感想・評価

「タカダワタル的」に投稿された感想・評価

もも

ももの感想・評価

3.5
今は亡き舞踏家の市川さんという方に教えてもらった、山之口貘と高田渡。一生行けないライブに行ける。すぐそこに居るような気がする。生活の柄を想う。
渡さんの歌を知り、ライブに行きたいと思っていた矢先の訃報だった。
一見いいかげんそうなとぼけたオヤジだが、強い正義感と信念を持っている。そんな渡さんが好きだ。
このドキュメンタリーは単に高田渡のライブを擬似体験できるだけでなく、高田渡という人の生き様に触れることができる。
s

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4.5
国の認めない人間国宝
歌声が琴線に触れて泣きそうだ

僕も酒好きだけど酒を飲む度に翌朝は起きれなくて
ああ、時間を無駄にしなあ、酒を辞めなくてはなあ
と思いながら辞められずに後悔しながら飲んでた
こんな生き方が出来れば良っか、と思える
無

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5.0
しんどいことがあった時に、何回も映画館に見に行った。ワタルさんの歌と日常と、酒と吉祥寺。吉祥寺行って、いせや覗いてもワタルさんはもういないと思ったら涙が止まらなくて何回見てもずっと泣いた。なんてことない生活の柄を収めた優しい映画だった。
so

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4.0
高田渡が亡くなって15年。
亡くなったほぼ同時期に渡さんの音楽を知った自分はライブへ行くことが出来なかったものの、本作に収められている渡さんの生きた姿を(主に酔った姿を)観ることができるだけでも、本当に有難いことだと思わなければいけない。

楽屋で酒を飲もうとしてスタッフの女性に止められる渡さん。
ライブの主催者である柄本明に出演時間を値切ろうとする渡さん。
散歩中に出会った犬を撫で回す渡さん。
全く広くない質素な自宅のリビングにて映画のスタッフ達と酒を飲み真っ先に眠ってしまう渡さん。
そして、昼間から「いせや」に入っては顔見知りを見つけて駆け寄り酒を飲み始める渡さん。

これらの光景は、おそらく渡さんの日常、そのものだ。
映画を観ていれば、そんな渡さんの生活と、渡さんの歌が、全く同じ匂いであることに気がつく。
生活と音楽がこんなにも地続きになっているミュージシャンが他にいるだろうか!
そして普通は時勢や自分の置かれている環境によってやることが変わってしまうものだが、渡さんは一貫していた。最初から最後まで変わらなかった。
そこに皆驚き、尊敬し、惹かれるのだと思う。

映画を観ていて何よりも印象深いのは、渡さんの周りにいる人の笑顔。とにかく皆、笑顔。
バンドメンバー、スタッフ、お客さん、馴染みの店の店主まで、渡さんの近くにいる人が皆とても幸せそうなのだ。
渡さんは肝臓の病気で入退院を繰り返していたのだが、ある時医者から「いつも渡さんの病室だけ、にぎやかなんです。もっと病院らしく落ち着けないでしょうか?」と言われたというエピソードが渡さんの著作「バーボン・ストリート・ブルース」にも書かれていた。

頑固で、人懐っこくて、
皮肉屋で、やさしい、
渡さん!

こんなことを書いていると、やっぱり一度だけでも生でライブを観てみたかったという思いがどうしても膨らんできてしまい、やりきれない。
あるいはせめて、吉祥寺でほろ酔いで歩く渡さんを見かけては、遠くから「渡さん!」と声をかけてみたかった。
0i7

0i7の感想・評価

4.0
高田渡というミュージシャンの存在は、学生時代から知ってはいたのですが、ちゃんと聴いたのは、昨年ハンバートハンバートにはまり、『生活の柄』と『ブラザー軒』のカバーを聴いたことや、奇妙礼太郎さんがライヴで『私の青空』をカバーしているのを聴いたことなどが契機でした
気取らず格好つけてない姿が何とも格好よかったです
こんなに格好いい人が、素敵な音楽があまり知られていないなんてもったいないと思いました
ライヴのシーンが中心に構成されていましたが、300にも満たないキャパのザ・スズナリで高田渡さんがギターを弾き歌うライヴはあまりにも贅沢で観客が羨ましくなりました
高田渡さんのギター、ベース、カホン、ブルースハープ、サックスという編制で演奏された『生活の柄』がすごく素敵でした
訥々と話すように歌う『ブラザー軒』や何度も歌い直す『値上げ』など素敵なライヴ映像が満載でした
松田さんのブルースハープや坂田さんのサックスの音色がまた何とも素敵でした
ミ

ミの感想・評価

1.7
ドキュメンタリー映画じゃないと思う、これは初回特典版ついてくるファンに向けた特典DVDだ。彼がシンガーソングライターであること、冗談ばかり言っている愉快なおじいさんであることはわかった。けどその他に何も写っていない。情報の上書きばかりで何も伝わらない。
でもファンからしたら最高の映像だと思う。
予告編の煽りの言葉がいい!
国が認めない人間国宝
まさしく!笑

煙草を買いに出かけてそのまま帰って来なかったという。。
煙草買うのに7年やったかな笑
色々な伝説のある方です☺️

当時、筑紫哲也さんの番組で特集組まれててそれとごっちゃになっている。。😁

以前、トム・ウェイツがFOXTVか何かに出たとき下にテロップで「この方はホームレスではありません」と出てたらしいですが渡さんもホームレス感では負けていません笑

観客を映してるシーンが有るのですが皆幸せそうなのです☺️
歌が上手いとか演奏がどうとかではなく圧倒的に何かがかけていていつも酔っ払ってる人間
その人間が死なずに今日も歌っている
それを確認出来ている自分もいる
もうそれだけで今日の目標は達成したみたいな感覚。。
それで一杯飲む
ほっこりします☺️

生活の柄
歩き疲れては 夜空と陸との
隙間にもぐり込んで
草に埋もれては寝たのです
所かまわず 寝たのです

亡くなってからもう14年かな。。
空

空の感想・評価

3.5
ええなぁやっぱりおいさんええわ〜

街を歩いていればただの酔っ払いのおっさんにも見えるのにギター背負ってグラサンしてたらメッチャかっこいいオヤジになる!

歌がええのぉ
いつ聴いても力が抜ける、それなのに普遍的なの

最後まで質素に暮らして歌だけ歌い続けたおいさんの脱力した映像が笑いと癒しをもたらすわ

柄本明が言うてる「欲の場所が違う」というのわかる気がした
そうなんだよね、そうなんだよ

次も観たい
yangman

yangmanの感想・評価

3.5
何かに縛られないというのは、とてもむずかしい。ときには、自分が何ものにも所属できていないことに不安を感じる人もいる。
そういう意味では、自由という崖っぷちを淡々と歩く高田渡は、誰しもがあこがれる存在だと思う。観た後は、なんだか立ち飲み屋に行きたくなる作品。人生というのは、貧富より、納得できるかが大事なのかもしれない。
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