
このレビューはネタバレを含みます
個人的にとても刺さる作品だった。主人公の執事は仕事こそ有能だが理想の執事像を追い求めるあまり自分の本心を全く出せなくなってしまう。何も考えず、何も聞かないよう努めることで、大切なものが徐々に失われ、…
>>続きを読む終始、執事としての立場からしか物言わず。それを言い訳に逃げまくり。それが取り返しのつかぬことに。これは人生の教訓となる映画。
若かりしヒュー・グラントや大怪我前のクリストファー・リーヴの出演に胸が熱…
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英国の宥和政策の失策と執事・スティーブンの、自分の気持ちに正直になれなかった恋を重ねている。仕事は大事と社畜的思考になっている私に身につまされた。今回見返して、スティーブンが二度機会を逃していること…
>>続きを読む原作を読んでから。
夕暮れ時に見たものの夕暮れのシーンはなし。主人公の行いに共感できないという声もあるが、人間そんなものだと思う。しみじみとした雰囲気はとても素晴らしく、原作を読んでいるかによっても…
カズオ・イシグロの原作を読んだあとで、映画化されていると知ったので見ました
主演が個人的に尊敬している俳優さんのひとりであるアンソニー・ホプキンスで
この方は確か何かのインタビューで台本は数百回読ん…
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なんかしみじみといい映画だった
アンソニー・ホプキンスの父親の執事がもう老体で転んだりして
役目を外されたのに
転ばないようにお盆持って歩く練習してるところ、泣いてしまった
執事とメイド頭の2人…
・震えた…
・配役すばらしいな
・カズオイシグロの内省ワールドは映像化で伝えにくいんで恋愛物に仕上がってたけどそれも良し(原作版執事の拗らせ感は控えめ)
・壁ドンせんばかりのケントンさんの真っ直ぐさ…
ここぞというチャンスを逃したと見るか、自分らしさを貫いたと見るか。
生きていたら選択を迫られる場面に出くわしっぱなしで、選んだ選択にイチイチ思いを馳せている暇はないが、これは間違っちゃいけないって…
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