執事という職業に尽くすスティーブンスが格好良い。その性格や仕事への厳格さから感情を抑えようとしながらも、お父さんのことやミス・ケントンのシーンで感情が漏れ出してしまうところも、スティーブンスの人柄を…
>>続きを読む個人的にカズオ・イシグロがブームなので。
原作はかなり前に既読で、よかったのは覚えているけど、詳細まではあまり記憶にない。
原作を読んだときの読後感とは違うけれど、いい映画だなぁと思う。
遠い…
鑑賞後 長く余韻の残る作品。小説は以前読んでいたが 今回、ロンドンに1週間滞在した直後 見たくなり鑑賞。イギリスならでは品格のある映画。
"The evening is the best part …
アンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンの必死で気持ちを抑えているけど、つい出てしまう表情がすごく良かった。特にまた一緒に働けると思っていた執事のがっかりした表情は忘れられない。
ナチスに利用された…
これも又、人生…。
スティーブンさんの人生は彼のもの。
彼が納得出来た人生なら正解だったのでしょう…。
若い頃の過ちを正すことは出来ないけれど、やり直すことは出来る。
自分の人生にプロとしての誇り…
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イギリスの貴族のダーリントン邸での執事が主人公の話。
第二次世界大戦を挟んでの、話だが戦争の場面は出てこない。
お屋敷はまるで高級なホテルのように整っていて、政治家、要人が訪れ、会議も開かれる。
主…
このレビューはネタバレを含みます
ずっと見たいと思っていた、ジェームズ・アイヴォリーの作品。
モーリス以外見たことがなかったのですが、人を傷つけない(羊たちの沈黙のイメージが強すぎて)アンソニー・ホプキンスが執事役ということで興味を…
このレビューはネタバレを含みます
1993年にイギリス・アメリカでつくられたジェームズ・アイヴォリー監督作品。1958年のオックスフォード。ダーリントン卿の屋敷で長く執事を務めてきたスティーブンスは屋敷を買い取ったアメリカ人富豪ルイ…
>>続きを読む執事は出過ぎず、それでいて、痒いところに手が届く存在でなければいけない。理不尽にも耐えなければいけないし、時に冷淡にならなければいけない。私を抑えて職務を全うする、古き良き時代の職業。
夕方が一番い…
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