現代性は無いけれど、普遍性はある。記憶の定義は主体によって異なるという部分ではイシグロさんらしいテーマではある。メロドラマに寄せるのかどうかはどっちつかずなので評価は難しい。ただしアンソニー・ホプキ…
>>続きを読む抑制の効いた、格式高さ、重厚感。それは音楽や美術から、アンソニー•ホプキンス、エマ•トンプソンの表情まで。
お屋敷のトルコブルーの階段ホールや所々にある隠し扉なんか、良かったわね。
ただ、原作が…
原作の小説読んでからの鑑賞。原作よりもミスタースティーブンスはやや普通の人っぽいインパクト薄い感じになってたけど、エマトンプソンのバス停の表情がもうすごい。Remains of the Dayってタ…
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再視聴、内容忘却。
彼にとって執事は天職で誇りなんだな。
読んでる本を見せてというシーンの
緊張感、演技が素晴らしい!
嫌なことがあったりで放り出して
逃げたくなる事もあるけど
今いる場所、…
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英国富裕層の執事スティーブンと女中長ケントン。お互い惹かれながらも「執事としての責任」ゆえ気持ちも伝えられないまま、女中長が出て行ってから20年後の話。そのケントンからの便りがきっかけで会いに行くこ…
>>続きを読むカズオ・イシグロの小説を原作とした映画。
長年仕えたダーリントン卿への敬慕、亡父、女中頭への想い、二つの大戦間の外交会議など、遠い思い出が描かれる。
一人称で語られる物語。一流社会の優雅で高貴で…
ジェームズ・アイヴォリーの名作。イギリスの戦前から戦後に渡り貴族に仕えた執事の半生。原作がカズオイシグロなので、そう見えてしまうかもしれないが、小津安二郎か成瀬巳喜男がイギリスで映画作ったらに見えて…
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カズオ•イシグロ強化月間!
めっちゃよかった🥲スティーブンスが自身の感情を抑えている(というか、仕事人間すぎてそれ以外のキャパがあんまりない)ように、静かで淡々としている物語だけど、とても繊細でセン…
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