大人になる一歩手前のあの感じがとてもうまく表現されていた。
このままでいいのか、置いていかれてないか。みんなが初めてのことに戸惑いながら、日々は止まることなく進んでいく。
屋上で立ち尽くす青木が…
ヤンキーが苦手なのでずーっと観るのを避けてた本作を今更ながら鑑賞したのは、ミッシェルガンエレファントを通して本作に言及するテレビ番組を立て続けに目撃したからです
ああ、そろそろ観なさいって事ですか…
青春とは嫌になる程真っ直ぐに、
儚く脆く、風が吹けば倒れそうな
花のように咲いている。
感情にしか従えず、それぞれの真っ直ぐにしか進めない、そんな彼等がすごく美しかった。この屈折した青春が私は好き…
(C)松本大洋/小学館・「青い春」製作委員会 2001