なんかしらの意図があるはずだけど分からずじまい。綺麗で重たい作品でした。奴隷で戦わされて逃げ出したけど漂流してどこにいるかもわからないまま陸地に着いて、山頂目指して。その後に自分からボコボコにされて…
>>続きを読む”ヴァルハラ・ライジング”というだけあって、ベースは北欧神話にあるのだろうが、北欧神話を知らない無知蒙昧な私には隻眼の奴隷闘士”ワン・アイ”がキリストに見えた。
不穏な赤のヴィジョンに従い未来を予見…
マッツミケルセン氏の名前に釣られて観たけど、彼の美しさは全く堪能できなかった。
十字軍の頃(だよね?)のキリスト教って、上の人達ばかり富と栄華を貪って、一般の人達にとっては偽り、搾取、試練しかなか…
旅を共にするキリスト教徒が、ワン・アイを"救世主"とみなす一方で"自分たちの都合の良いように解釈し、利益となるようにワン・アイを利用する。宗教のように。
終盤には少年を背負って丘を登ったりして人間ら…
自分メモ
・壮大な風景や表情の1カットが長くてスローテンポ
・静かだけどずっと不穏なBGM
・コントラストとシャドウ強め、色合いが強い映像
・セリフ最小限、マッツは一言も発さない
・あらすじ予習し…
ただ面白い映画が観たいという人にはオススメしなくて、一筋縄ではいかない映画を観たいって人にはオススメする映画。
画作りの感性が独特でクセがあるからか、伝えたいメッセージがものすごくわかりにくく…
ヴァイキングと聖地を求めるキリスト教徒と北欧神話の話なのだが、長いMVを観ていたという印象。映画ってこんなこともできるんだなあと思った。
人と人が獣のように殺し合うシーンが多いので、そこは注意して…