《過去の日常が今を作る》
【何気ない日常】
海外レビューの一つに、日本は「Slice of Life(日常の切り取り)」を扱うのが上手いと書いてあった。たしかに普遍的な体験に焦点を置いた今作は、劇…
田舎と都会、男性と女性、人それぞれ立場が違う社会のなか、その勾配を利用した愚かさに気付き恐ろしくなってしまうこころ模様が描かれている映画だとは、観る前は思ってませんでした
あの時代を女性として生き…
妙な映画。
1人の女性が田舎に向かいながら、自らの記憶の中の、些細だが実はどうやら大きいような人生の枝分かれの瞬間を見つめていく。その中で彼女はあり得たかもしれない世界の可能性を感じながら、それでも…
1966年の空気や、そこに生きた人たちの体温まで感じられる作品だった。
その時代を知らない自分ですら、どこか懐かしい気持ちになる。
その懐かしさは、徹底した時代考証によるリアリティだけじゃない。
…
1982年夏、27歳の会社員タエ子が山形の田舎で過ごす休暇と、彼女が振り返る小学5年生の頃の日常を描く。
夏休み、通知表、ラジオ体操、給食や学級会など、小学生時代の何気ない日常の緻密な描写が郷愁を…
うん、最高だった。
ずっと存在は知ってたけど見たことなかった作品。
最高だなぁ〜
夏に似合うなぁ〜
近付くと登ってくる街
車のライトで光る水滴
アナログの味と、圧倒的な見せ方が半端ない
脚本…
© 1991 岡本 螢・刀根夕子・Studio Ghibli・NH