傑作!。名手・岡崎宏三のカメラが素晴らしい。ノワール顔負けの陰影に富んだ照明、小道具・セットを活用した空間設計、どれを取っても見事。若尾文子が少女と窓越しに対面するシーンが美しくて開始10分で落涙。…
>>続きを読む2015年3月1日、ラピュタ阿佐ヶ谷で鑑賞。
上映機会の少ない若尾文子主演、豊田四郎監督の傑作🎥
冒頭に「京橋フィルムセンター所蔵作品」とテロップの出る貴重な映画。
未ソフト化。
水上勉原作で…
全映画探しても廃墟トロッコを押すだけで鑑賞者の気持ちをえぐる映画はないよね。
豊田四郎の最高傑作。
豊田未だに苦手意識抜けないけど、こんれは素晴らしい!中盤かつおが葛藤のあまりにトロッコに腰掛けてい…
気のいい、優しい娼婦という女優なら一度はやりたい、しかしリアリティを確保するのが難しい役どころを自然に演じる若尾文子の凄みと言ったら。溝口健二監督や川島雄三監督作品をはじめ何度か演じてきた水商売役、…
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撮影がめちゃくちゃ良いので美しいけど、色々モヤモヤするところが多かった。まあ水上勉原作だからな、、、。
何気にロミ・山田が出ている。
中村嘉葎雄(兄と見分けがつかない)に襲われそうになるシーンで目の…
心に残るシーン多いけど何と言っても若尾さんが初めてお店に来て2階で戸を閉めるまでのシークエンスがセリフまわしから何から流麗でウットリきたし次のシーンでは既にマブダチになってる進行の早さにもやられた。…
>>続きを読む若尾文子たんは本当に素晴らしいのだが、水上勉の描く娼妓はいつも同じだな、と思ってしまう。
カメラは最高。
賀津雄ちゃんの荒くれぶりが楽しい。
大空真弓は自分が「人並み」になるために大学に行きたい、…
浪花千栄子が仕切って若尾文子が相手して乙羽信子が金数える廓のフォーメーション完璧。いつも周囲を明るく照らす雛千代が聖人すぎて、健気だけどイライラしちゃう。自分の幸せも大切よ!撮影は雨のファーストカッ…
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女の子たちが海へはしゃいで行って
からのひとり残された乙羽信子、の一瞬の悲哀、息を呑んだ、、
若尾文子と大空真弓が洗濯物と戯れながら横目で見る娼婦と男、そんな中でも「ええお天気」なのよ、世界は
と思…
原作は『越前竹人形』の水上勉で、若尾さんの起用は納得。
家族の困窮から知り合いが経営する田舎の遊郭に入る健気な雛千代を若尾さんが好演。
遊郭に生まれた兄妹の運命というか、家業を恥じて娼妓を嫌いながら…