五味川純平のベストセラー小説を映画化した切腹に並ぶ小林正樹の代表作にして大巨編
昭和18年の満州にて招集を免除された梶は妻の美千子とともに老虎嶺鉱山に赴任して過酷な労働環境や軍部から送られてきた捕虜…
満州国では中国人が過酷な労働を強いられていた。労務担当者の梶は労働環境をよくしようとするが…という話。
6部作の前半2本。
理想主義者、ヒューマニスト、高潔、堅物、融通がきかない男、梶。
例えるな…
敗戦後80年。
やはり玩具なぞレゴ以外なかったかわりに本だけはやたらとあったので原作を読み、テレビ(地上波)で一挙放映した際に観て以来、ようやく行きたかった映画館、横浜シネマリンで三作品を…
軍隊や収容所の内実を描かずにヒューマニズムを無理に通したせいで出来の悪いシンドラーのリストになっている。
殺すなと言っても糧秣がなければ捕虜は死ぬし、そういうものと汚職込は混ざり合って経済は回っ…
終戦80年なので戦中舞台の映画をと敢えて上映9時間のこちらの作品を鑑賞。監督は小林正樹、脚本に松山善三も参加という豪華なスタッフ陣。小林監督だけあって、中国を思わせるロケ地での撮影がお見事。仲代達矢…
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