原作者・五味川純平、監督の小林正樹ともに旧満州での戦争体験
特殊工人と呼ばれる中国人捕虜
と「寒くてすまないけどもね、裸になってあの窓のところへ立ってくれないか…観ておきたいんだ、君の体。この…
仲代逝去を機に『いのちぼうにふろう』を先日観て、やはりフェイバリットにはならない小林正樹であるが、今作、お話はお話にしても、演出はソツなく癖なく、キャストも充実で、大衆性は確保されており、苦痛なく観…
>>続きを読むお家で映画鑑賞🎵
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昭和18年(1943年)、南満州鉄鋼会社に勤務する梶は、兵役免除を条件に老虎嶺の鉱山の労務管理を勧められ、これを機に愛する美千子と結婚した。しかし老虎嶺に赴任した梶は工人たちの…
仲代達矢、追悼。
仲代達矢の主演作品を何か見ようということで調べたら6部作の大作映画があったので鑑賞。
ちょっと全部見ようと思うと長すぎるので2部ずつゆっくり見ていこうと思う。
仲代達矢が出てる黒…
このレビューはネタバレを含みます
どんどん続きを知りたくなる作品。
満州で鉱山の業務改善の為に送られた男。中国人捕虜の特殊工人や慰安婦との関係。電気柵の中で働かされ脱走を図る工人たち。それを守ろうとする主人公。
日本の悪さに正義…
仲代達矢追悼。
辛気臭い話じゃないかなー、と思って、これまで避けてきたが、仲代さんが亡くなったので、この際、観ておこうと思い立ち、観てみたら、辛気臭かったw
しかし、面白い。間違いなく面白い。
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満州国では中国人が過酷な労働を強いられていた。労務担当者の梶は労働環境をよくしようとするが…という話。
6部作の前半2本。
理想主義者、ヒューマニスト、高潔、堅物、融通がきかない男、梶。
例えるな…
軍隊や収容所の内実を描かずにヒューマニズムを無理に通したせいで出来の悪いシンドラーのリストになっている。
殺すなと言っても糧秣がなければ捕虜は死ぬし、そういうものと汚職込は混ざり合って経済は回っ…