Amazon Primeで鑑賞。なかなかVODに上がらず、この度ようやく鑑賞できました。「脚本家」ビリー・ワイルダーの面目躍如たる作品です。
一流新聞社への復帰を狙う主人公の考え出したアイディアとは…
大手新聞社から落ちぶれて地方の新聞社にやってきた記者が、たまさか落盤事後の現場に居合わせ、その事故を利用してドラマチックな報道記事をでっち上げるさまを皮肉たっぷりに、また人間のエゴを剥き出しに描きま…
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この映画はマスメディアを批判した作品である。
大手新聞社をクビになり、田舎の小さい新聞社に入り洞窟に閉じ込めらた男を事件をより大きなニュースを取り上げるという…
主人公の記者の欲望を描いた作…
生き埋めになった男とそれを見つけた記者が中心になっているが、事態が男の思惑通りに転がっていく様が大変素晴らしい。
新聞記者の一報から事件は一転、寂れた土地に彼の救出劇を目撃しようと大勢の人々が集って…
コメディのイメージのあるビリー・ワイルダー監督初期の、骨太な風刺映画
1951年当時のマスコミの醜悪さと民衆の愚かさを皮肉たっぷりに描いているものの、そこまで不快にならないのは、悪辣なのに魅力的に…