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「バラのつぼみ(rose bud)…」
金も地位も何もかも手に入れた男が、最期まで求め続けて得られなかったもの。永遠に失われてしまったもの。
結局のところ、どんなに忙しなく動き回っても、どんな…
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少年は宇宙金属鉱床といっしょにかいとられた。母星からおさなくしてひきはなされ地球でマルチメディア王になった。孤独な異星人の生と死の物語。史上最高の洋画作品かどうかはうたがわしいが個人的には地球に落ち…
>>続きを読む人の半生映画としての一つの正解だと思う。
映画って昔からこんなにすごかったんだと改めてなるし、映像表現のブレイクスルーである事は勿論、本当に無駄がないタイトな作りで受け手を飽きさせない脚本も見事。…
栄枯盛衰と人間の謎を革新的な撮影編集.型破りな構成脚本で描いた映画の可能性。
多彩な監督たちに愛され映画史の中でも大事な一本であろう今作を再見してみた。
まず本作は新聞王として隆盛を極めたケーンとい…
全てを手にしながら、何一つ遺せなかった男
起こった出来事だけで人は語れない。
「どう生きたか?」「誰のため生きたか?」が重要である事を冒頭のダイジェスト映像で示す。出来事の一側面のみばかりが語られ…
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この時代にこんなに仕掛けが発明されて、それが悉くハマっているのがすごい。
ケーン役のオーソンウェルズの演技に何回もあっとされた。
ケーンの没落に納得感が大きい。
独裁的かつカリスマ性のない人間性とい…
⑥①
いやあすごい。
こんなに昔の作品はみたことがなかったがこの映画に見入ってしまった。
ひとことで言うとおもしろい。
そして社会性、メッセージ性も抜群。
これを二十代中盤で撮ってるオーソンウェル…
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海外映画の見るべき映画に必ずランキングされるこの映画。
なので見てみました。
バラのつぼみをキーとして生涯が描かれます。最後のシーンで、謎は解けるのですが、それよりも色々と実験的な試みがされていると…