映画史上最高傑作と云われる本作、今更ながらの初観賞。
“薔薇の蕾”という言葉を最後に亡くなったケーンさん。
その言葉の意味を求めて、巨万の富を手にしながら孤独に死んでいった新聞王、ケーンさんの人生…
全てを手に入れ、全てを失った男が最期に思った事とは。
映画史上に残る名言、「バラのつぼみ」の意味が分かった瞬間、とてつもない虚無感に襲われる。
僕の好み的には、めちゃめちゃ面白かった!と言い難いけ…
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影響力のあったランドルフ・ハーストをモデルにした作品。バラの蕾は、彼の愛人の性器につけた名前らしい(俗説)。皮肉、哀愁、後悔、権力、愛、あらゆる感情が凝縮されたようなワードチョイスが絶妙だ。ハースト…
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「市民ケーン」を見て、ウェルズが天才的な映画作家として評価される要因は、映像と脚本の双方において当時の古典的ハリウッド映画と比べて革命的であったからだと考える。
まず映像の観点で言うと、ロングショ…
新聞王ケーンが最後に残した言葉「バラのつぼみ」の謎を追って、彼の生涯を追っていく。
古典的名作として名高い作品だけれど、若い頃に見たときは何が面白いのかさっぱり分からなかった。今見るとそれなりに味…
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ケーンの死から物語は始まり、最後の言葉「ローズバッド」の言葉の意味を調べるためケーンと関わりのあった人物に記者が取材をし関わった人達の断片的な記憶からケーンの人生を再構築していく。
ケーンは幼い頃…
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幸福な人生とは何か、考えさせられる映画だった。
彼は幸せを他人や結果から求めていたけど、実は自分の内側にいつもあったんだよね。
一番幸せだったのが貧しかった5歳の頃の記憶って悲しいな😭
幸せはお金…
教科書みたいな映画
【ディゾルブ】: 回想や次のシーンとの関連
【マッチカット】: 白黒のパターンを利用
【プロップレンズ】の演出はお気に入り
人物の見た映像を効果的に表現
【被写界深度】
Z…