“The Rose”という曲が大好き。その曲でも薔薇は愛の象徴で、蕾がだんだん育っていき、その過程が愛が育っていく過程と同じであることを歌っている。
そうかケーンは愛の蕾は持っていた(持ちかけてい…
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バラのつぼみの正体が何なのか、最後まで分からないのかと少し残念な気持ちになったところで、ラストで答え合わせがあってスッキリし、一方で幼少期の渇望は残酷にまで人格に影響するのかと切なく感じた。
スト…
新聞社を経営し、莫大な富と巨大な力を持った男・ケーンがすべてを手にし、すべてを失い、この世を去る。
その彼の最後に放った『バラのつぼみ』という言葉を記者・トムソンは、ケーンの出自や経験、新聞王に登り…
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いつ面白くなるのかなって思ってたら終わった。
巨額の資金も運が良かっただけだからあんまり応援する気になれないな。
関わった人たちを通して、肩書きだけじゃなくケーンの人格が見えてくるのが面白かった。輪…
新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルに田舎の少年から世界有数の富豪へと上り詰め散ったケーンの生涯を描く作品。
長回し、ローアングルなどの映像表現を創り、史上最高の映画とも称されています。
…
映画界の様々なレジェンドや巨匠たちが、この作品をオールタイム・ベストに挙げているのを尻目に、ささやかな観客の1人として深く胸に刻まれたのは、たった1人の男の巨大な空虚さをテーマに、大小様々な技術や演…
>>続きを読むチャーリーケーンという男の生涯。
「薔薇のつぼみ」の意味とは。
物語を撮るという映画の本質にこの上なく深みを持たせ、以後の映画産業に影響を与え続けた1本。
この作品の魅力としてよく語られる撮影技法…