原題“Il grande silenzio”、イタリア語で大いなる静寂
声を発せない無言のヒーロー、サイレンス。語らない、語れないのがとてもクールでした。
この街の雪解けはしばらく先になりそうと感…
2025年267本目
凍てつく西部劇
数々のマカロニ・ウェスタンを手がけたイタリアの名匠・セルジオ・コルブッチの後期代表作
西部の町・スノーヒルは、悪徳判事・ポリカットに操られたロコ率いるアウトロー…
西部劇というと時代劇のようなものだから、基本はお約束がある。悪党は抹殺され、善人には平和が待っている。
本作にはそんな明るさは欠片も存在しない。だからこその異様さや、すごみがある。全編に渡って降り続…
いわゆる普通の西部劇の展開だと思っていたら、違った。
ある意味衝撃的なラストだった。
ジャン・ルイ・トランティニャンが少年時代両親を殺された時に首に受けた傷で口が
きけない設定でセリフなし。
音楽…
声が出ない"サイレンス"の異名を持つ凄腕のガンマンと悪徳賞金稼ぎの対決を描いた、セルジオ・コルブッチ監督の異色の西部劇。音楽をエンニオ・モリコーネが担当していて、言わずもがな良かった。
主演もジャ…
荒涼とした雪景色に馬の隊列のシルエットが美しい。
モリコーネ音楽に聞き覚えあると思ったらRDR2の音楽だった。
その通り道に死の沈黙が訪れる、「サイレンス」がイーストウッド的なハリウッドヒーローとし…
中島らもが何かのエッセイで書いていて存在だけは知ってた映画でございます。やっと見れた。
贅沢な言いぐさだけれども、部屋で見るには少し音楽がうるさいなと思ってしまった。まあすこし古い映画だから。
劇…
雪原が舞台、主人公は喋れないなど異色な要素だらけの中で今作をもっと異色足らしめたのは間違いなくラストだろう。
正直、それまでが意外にも普通なくらい鉄板な西部劇の殺った殺られたの命奪い合いではあるが、…
Beta Film 1968