余命系ダントツベスト(ティーン部門なら『ぼくとアールと彼女のさよなら』)絶対に安易に感動させたりなんてしない。生きることは血が滲むほど必死なことであって綺麗に死ねるのは一握りだろう。メキシコ系移民の…
>>続きを読む父親は子供に何を遺せるのか。
beautifulをbiutifulと書いてしまうほど、教養も生活充足もなく、やることは全部失敗に終わるけど、それでも彼にとっての美しさは確かにあった。
余命ものとして…
舞台はバルセロナ。
遠くにサグラダファミリアが見える下町で生きる末期癌の中年男ウスバル。
残りの日々を真摯に生きようと苦しみもがく姿をカメラは淡々と追う。
冒頭で、
ウスバルと若い男が雪のなかで…
幼い頃に母親を無くし、父親には会った事も無く写真で見ただけ。そんな自分の残された僅かな時間に自身の存在意義をどう残すか? では無くて 我が子達に何を残すか? 子ども達ににとってそれが父親の思い出に…
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