〖1950年代映画:青春アクション:日活〗
1958年製作で、1976年に8ミリ自主映画用に制作された同名作品を日活で劇場用35ミリでリメイクされたもので、北九州の名門高校を舞台に、受験地獄を呪う若…
この時代の映画は熱い。
受験戦争に追い込まれた高校生が、高校で銃乱射立て篭もる。受験戦争がイマイチ今の時代にマッチせずピンときませんが、鬱屈した学生のやり場のない怒り爆発は全世代共通ですね。
タバ…
本当に文字通りの「高校大パニック」でうれしい。(一般的に正義と考えられる)衝動的暴力から次々と悲劇が重なり、悪と義であった構図は義が悪と化し増長し元よりあった悪は押しつぶされる。悪が生み出すのはまた…
>>続きを読む石井聰亙はまるで関わらせてもらえなかった日活版。監督は名匠澤田幸弘。当然まったく別物にはなっているものの、スタジオシステム末期なことを感じさせない伝統的で良質な作品に仕上がってる。そのうえでさらに澤…
>>続きを読む序盤は勢いがあって面白かったです。数学教師をあっさり殺したところでは「マジで殺すのか」という高揚感もあり、少年の凶暴性の底知れなさに対する、ある種の恐怖と期待で胸がいっぱいになりましたね。
しかしな…