アルバレス・ケリーの作品情報・感想・評価

「アルバレス・ケリー」に投稿された感想・評価

のん

のんの感想・評価

4.0

南北戦争最中の1864年に実際に決行された作戦(ビーフステーキ襲撃)をモチーフにした作品。兵士たちの重要な食料となった牛を巡る熾烈な争奪戦を描いている。
数千頭もの牛の大群が疾走するシーンは迫力満点。古典の良さだなぁ。
音楽も良いし、ストーリーも面白い。

テーマは、北軍から牛を奪って移送するようにケリーに強要したトム・ロシター大佐(ウィドマーク。ウェイド・ハンプトンがモデルだと思われる)との戦い~友情の結実にあると思うけれど、他の登場人物のキャラクターやこの時代なりの生き方なども描かれているのが尚良い。
トム・ロシターの元彼女のさばさばと逞しい身の振り方が印象的。
tjZero

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3.8
舞台は南北戦争時。
メキシコの商人アルバレス・ケリーは、牛の大群を運ぶ達人。
北軍への輸送中に南軍に拉致されてしまい、牛を巡る両軍の争いに巻きこまれる事になる…。
冒頭に”砲弾よりも、食料が戦況を左右することがある”みたいな字幕が出る。
その通り、実際の戦闘というより、食料の強奪戦を通して南北戦争を描いたユニークな視点の作品。いかにも”社会派”と呼ばれることの多いエドワード・ドミトリク監督作らしい。
したがって、素手での殴り合いというより、チェスや将棋のような頭脳戦、ハッタリや騙し合いを楽しむ大人向きの作品。
それでいて、クライマックスでは文字通り牛の大群を武器に使った大掛かりなアクション・シーンも用意されているという、サービス満点な娯楽作の側面もある。
ケリーに扮するウィリアム・ホールデン、南軍将校役のリチャード・ウィドマークという演技派対決も堪能できるし、多面的な魅力のある映画。
牛をめぐる冒険。異色だけどなかなか面白かった。
馬だったり牛だったりバッファローだったり物凄い数の動物の爆走が観れるのも西部劇の楽しみのひとつだよね。

ウィリアム・ホールデンとジャニス・ルールが背中合せに語るくだり、なんか既視感あるなーと思った。もしかして『ベニスに死す』と同じ場所使ってる?でもそんなわけないか…。

ところで劇中のウィドマークは左目に眼帯してたはずなんだけど、パケは右目にしてるのね笑
ラストの牛達による迫力の橋渡りシーンが凄かった!
その後の橋を爆破するシーンも凄いけど、牛達に文字通り食われちゃったかな?(上手くない)
MtD

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2.0
牛が走るシーンがすごい。ストーリーのまとまりは悪いがアクション映画のそういうところは今も昔も同じなのかも。
ケリーとロシター大佐の関係は渋すぎるくらいに渋い。本当に渋い。こんなにも語らないのはちょっと珍しい。
物語の軸は王道西部劇なのだが、南北戦争の食糧を巡る戦いを描いた変化球的作品。
ans

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3.2
南北戦争のさなか牛2500頭を届けるカウボーイが北軍南軍に巻き込まれていくウェスタン映画

戦争映画や西部劇とも言い切れない変わった切口
男同士の友情や人間模様に少しだれつつも実物で撮影した牛の大群や追い込み・暴走シーンは圧巻w
やや異色の西部劇。南北戦争の中、牛追いを生業とするメキシカンが両軍を股にかけ活躍する。
最後の牛さんスタンピードは凄い。
結局有能な人間は誰からも必要とされるというね。
それにしても出てるオッサンたちが格好よすぎる。
34
【牛は銃声を恐れる】

南北戦争を舞台に男同士の古臭い絆を描いた、これまた一風変わったウエスタン。

何と言っても挿入歌が素晴らしい。まさにウエスタンに合う曲である。アップテンポかつ何処か強さも感じる曲に乗せて、主人公は2500頭もの牛を金のためだけに移動させる。
舞台は南北戦争ということで食料不足に悩む人たちや貴族の人たちを対比させ貧富の差を浮かび上がらせている。

この映画の1番の見所はクライマックス。牛を暴走させ北軍の壁を突破するシーンだ。もちろんこの時代CGなんてものは存在しない。
まさに西部劇界のマッドマックスと言っても良いほどの迫力に圧倒された。
ちー

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3.4
ハッタリと金の使いどころがわかってる男はカッコいい。にしてもまた牛追いの話で食傷気味。マカロニが恋しい。北軍の牛2500頭を腹ペコ南軍がかっぱらうんやって。でも当てつけで人の女と寝たりえげつない内容でなんだかんだ満足。
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