「幼いうちに死んだ子は、世の中からうまく逃げ仰たんだ。
私たちは子どもをよくわからないルールで檻の中に閉じ込める。そして戦争にやる。私たちが殺したも同然だ。」
たくさんの印象深い台詞があったけど、…
1951年に仏・印・米でつくられたジャン・ルノワール監督作品。ベンガル地方で製麻業を営む英国人一家を中心に、その長女ハリエット、工場主の娘ヴァレリー、アメリカ人とインド人のハーフ娘メラニーの3人娘と…
>>続きを読むこちらも監督特集にて鑑賞。どの作品もそれぞれの良さがあって素晴らしい。本作はインドの文化や、河の素晴らしさが美しい映像の中で切り取られていた。また、物語の筋とも大きく絡んでくるため、今までにない少し…
>>続きを読む物語はいたって外連味のないまっすぐさがあるが、ガンジス川があまりに壮大で生命力に溢れる。
インド人の精神そのものが流れるようである。
ルノワールの撮る川が最も美しい。
そのガンジス川の流れは少女の成…
ガンジス川の辺りに住む多感な少女ハリエット、同年代の少女バレリーとメラニーは仲良し3人組だけどある時メリケンから大戦で片足を負傷した若い大尉がやってきたことで初恋や身内の死別といった人生の出会いと別…
>>続きを読む三者三様、思春期の少女の頑なさみたいなものが瑞々しく描かれていた。あの年頃って年上のお兄さんてなぜかかっこよく見えてしまうんだよね…大尉も最後は憑き物が落ちたみたいでよかった。
あと、お昼寝のシー…