映像というポエムが炸裂している……。こ
の頃の河瀬作品の撮影の研ぎ澄まされ方は凄い。
カメラ自体が生き物であり、登場人物。
生瀬さんも凄すぎる。監督を含めた様々な俳優陣の芝居のトーンの統一もこの作品…
チャリの2人乗りとか、手を繋いで走るシーンとか、お祭りのシーンなど、学生の頃の夏を感じさせる映像でとても情緒溢れた映像だった。
個人的にストーリーが少し難しく感じて、
色々想像を巡らせながら観る映…
レビューが500も超えてなくてびっくりした。(少し前の映画だからかな?)
登場人物の会話は割と少なめで、淡々と映像で語る映画(そういうのが好きな人はすごく好きな映画)。ハンドカメラでの撮影がほとんど…
突然、神隠しに遭う双子の兄。そのまま月日は流れ、5年後に彼の死が確認される。家族は試される。手持ちカメラの揺れが弟の、父母の、揺れ動く内面を伝えるよう。時に”忘れなあかんこと”が人生には起きてしまう…
>>続きを読むドキュメンタリーみたいだった。
主人公の男の子と女の子がなんとも言えず可愛くて、それだけでいいとも思えたり。
良いと思うものを描くのかな。好きなものを描くのかな。素敵だと思うものを描くのかな。
ただ…
今はそれほどでもないが、初期のころの河瀬監督の演出は淡々としている。
とにかく見つめるとでも言えばいいのか。
傍観者のような立場で人が動くのを眺めているような感じ。
生と死を見つめる中で、最終的に…
映画とは虚構であるはず。それなのにあまりにも自然体すぎて現実と勘違いしそうになることがある。
幼い頃に双子のうちの一人が行方不明になってしまった家族を描いた話なのだが、神隠しに遭った兄というよりも…