カトリーヌ・ドヌーヴが、あるものへの強い拒否感から狂っていく!
本作品は主人公の右目に始まり、右目に終わる。『めまい』のタイトルシーンを想起させるこの目が象徴するように、主人公は最初か…
「いくらなんでも病みすぎガール」
1960年代の作品ってのを踏まえた上で観るなら、映像表現もなかなかすごい。
不安を煽るような音響もよくできてる。
ただ、この映画を真に評価できるほど
まだまだ映…
サスペンス描写で冴えてるポイントといまいちなポイントの差が激しい(そんだけ一般化したということだろうが)。黒沢清『叫』で役所広司の部屋に入る亀裂はこれかと。あちらのほうがより触覚的で、こちらは広角に…
>>続きを読むこれは怖い。じわじわ高まった不穏な気配が突然の暴力となって襲いかかる恐怖。人の中に潜む狂気を見逃してはならないと強烈に印象づける作品。空間認識を大胆に歪める映像手法が革新的だし、音の演出も素晴らしい…
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