昭和15年劇場でこの映画が公開されたときは、きっと観客は大興奮したんだろうなと思わせてくれる戦闘シーンのリアリティ。
これでもか、というほど戦闘とそして日本陸軍自慢の八九式中戦車が観られる。
そんな…
夏だし戦争映画でも観るかと思って大日本帝国時代に撮られた本作を鑑賞。
後援(スポンサー)はなんと陸軍省。
戦車部隊の小隊長に焦点を当てたややドキュメンタリータッチな作品で舞台は日中戦争だ。
砲…
本作が吉村の最高作だと思っている。脚本が新藤兼人ではなく、野田高梧だからで、人間の描き方にいやらしさがない。本作を一緒に観た後輩が、「こんな人が上官だったら、どこまでも就いてゆきますよ」とはなしてい…
>>続きを読む日本帝国陸軍後援のプロバガンダ映画は初めて観た。
Girls und panzerは好きなアニメなので、西住ミホの元ネタの小次郎さんとアヒルさんチームの八九式が観られて有難い。
第二次世界大戦前…
同年東宝「燃ゆる大空」が戦闘機空中戦ならとばかり、松竹は戦車地上戦で対抗したが、シンプルさに於いて前者の勝ち。前半の戦車の破壊力は戦況逼迫を打破する決め手を印象付けたが、後半は西住中尉上原謙の人格や…
>>続きを読む松竹株式会社