このレビューはネタバレを含みます
黒澤明はシェイクスピアの詩みたいな言い回しをバッサリ捨てて、ざっくりした日本語のセリフに置き換えつつ、能の硬い動きとか、仮面みたいな無表情、ゆっくりした間合い、不気味な声の調子をそのまま映画に持ち込…
>>続きを読むもののけの老婆の予言に翻弄されるミフネの情けなく孤独な姿。
女の言葉に狼狽え、どんどんと追い込まれていくミフネの姿が痛々しい…
七人の侍や用心棒と違い、仲間もいず、周りと距離があるのがすごく苦しい。…
黒澤明作品の中では特別面白い方では無いけど、かなり面白かったです。セリフの半分以上は三船敏郎が話してるのではないかとぐらい三船敏郎にフィーチャーした作品ですね。顔面や肉体の表現力がやはり凄すぎますね…
>>続きを読むある予言によって、狂気的になっていく戦国武将の話。
黒澤明監督、シェイクスピアのマクベスを日本の戦国時代に置き換えた作品。
狂気に満ちて破滅の道を進んでいく武時薬の三船敏郎とその妻役の山田五十鈴の…
シェークスピア(マクベス)+時代劇+能×黒澤明=異色の傑作時代劇
後年の「乱」(リア王が原作)につながる作品。おそらく国内よりも海外で評価の高い作品。
自分もだけど黒澤明時代劇というと、七人の侍、…
久々に。能なんだろうけど 無声映画に回帰した映画にみえる。
器の小さい大将、三船敏郎から目が離せない。可愛らしいとさえ思う。
家紋?が ムカデなのも ダークヒーローらしく一筋縄でいかないニュアン…
このレビューはネタバレを含みます
2010年以前に公開された日本のホラー作品を集中的に視聴中。
今回は1957年公開の『蜘蛛巣城』という作品。
まだ観たことないホラー作品を探して、英語なんてぜんぜんわからんけど、海外の方が日本のホ…
このレビューはネタバレを含みます
信頼が大事
おどろおどろしたタイトルだが、
マクベスもお化けが出るくらいしか知識が無いが。
戦国時代、蜘蛛巣城の城主が戦果を家来に聞き出している。負けかけていたが途中から勝ちの報告を受け、そ…