「人間はおかしなものよの。自分の心の底を覗くのが怖いのじゃ。」
謀反を鎮圧した二人の武将、鷲津と三木は主君の待つ蜘蛛巣城へと馬を走らせていた。
ところが、あたり一面を深い霧に覆われる。
右往左往…
霧が立ち込める異様な雰囲気の世界が今作の内容にマッチしていて美しかった。
主人公は権力を得るにつれて疑心暗鬼になり、主君や親友まで殺してしまい最後には裏切られて最後を迎える。大量の矢が主人公に向かっ…
シェイクスピアの「マクベス」を日本の戦国時代に置き換えた物語。
元々武将が主人公なので、国や時代を置き換えても無理はなく、改変の少ないわかりやすい作品になっている。
山田五十鈴演じるマクベス夫人=…
至極残念。
台詞がほとんど聴き取れない🥲もう昔の作品は全部字幕つけて欲しい。
ラストの弓のシーンは三船サン迫真の顔芸で見応えあり。
多くのシーンで構図が素晴らしいなぁと…流石黒澤監督🙂↕️
…
濃霧の中を馬で走り続ける様子は幽玄の世界
どのシーンでも馬の疾走は構図が素晴らしい
1つの疑念が淡い欲望をさらに深いものにする
床を這う絹擦れの音が怖いヒタヒタしてる浅芽が陽の気を発している武時の…
戦国の時代、蜘蛛巣城の城主に仕える二人の武士が戦果を報告に戻る途中、森で迷い妖しい老婆から出世を予言を受ける。予言は的中していくが、その先の予言から疑心に駆られていくモノクロ時代劇。原案はシェイクス…
>>続きを読む黒澤明がシェイクスピアの『マクベス』を戦国時代に置き換えた作品。 『羅生門』と『七人の侍』を経た能力というのが随所に見られた。
望遠で森の中を走るシーンや、パンフォーカスを使う事による霧のダイナミッ…