エルンスト・ルビッチ監督の娯楽作。
ナチス・ドイツがポーランド侵攻するワルシャワが舞台。
ワルシャワで「ハムレット」を上演していた劇団員が、ナチスの防諜活動に巻き込まれる。
ハラハラドキドキさせて…
こんなに痛快でいいのか、というほどに軽い口当たり。
アーチ下の兵士のシルエットやスポットライトなど、白黒を生かした演出が見事。
会話のテンポもいいし、おそらく韻を踏んでいるところもあるんじゃない…
10年以上振りに所有していたDVDにて鑑賞。
偽物でも同じ痛みを覚えるヒトならば相手への見せ方(演技)と、カメラの置かれたドアの向こう側に起こる想像だけで、戦争と1人の独裁者がもたらす恐怖に…
演じる人間がコロコロ変わるから見てるこっちも、誰が誰の振りをしてるんだっけと分からなくなりそうになる。ラストで例の長ゼリフが始まる時の「もうええて笑」的笑いがよかった。気楽に見れる反戦映画だが、ナチ…
>>続きを読む大戦の真っ最中にもかかわらず、大なり小なり反戦反ナチスを隠すことなく大っぴらにしたうえで、さらにコメディテイストを崩さないんだからよくできてるなあという印象
特別すごい何かがあるわけでもないのにこの…