二人で歩いた幾春秋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『二人で歩いた幾春秋』に投稿された感想・評価

キャストもタイトルも主題歌も『喜びも悲しみも幾年月』を彷彿とさせる。

貧しくても懸命に働き子供を大学に入学させる夫婦の話なので湿っぽくなりがちだけど、佐田啓二がスキップしたり、デコちゃんが『とら江…

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ゆいこ

ゆいこの感想・評価

4.0

お金がなくて苦労ばかりなのは、学が無いせい。
その気持ちが強い為に、どうにか無理を重ねながら一人息子の大学進学を勧める両親。
親ごころの何たるかを想い、その一方で息子の気苦労も知ることとなる一幕が印…

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8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

4.2

夫婦ともに文字通り身を粉にして働き、息子の成長と幸せを願う。
その実直さとどこか天邪鬼とまではいかずとも強情さがいたいけにも映る。
等身大の市井の夫婦を演じる名優二人。本当に素晴らしい。
ラストの高…

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「永遠の人」、「二十四の瞳」に続く、木下恵介監督作品3作目。この方、長きに亘り紡がれていく人と人との絆を描く天才なのでしょうね。

本作、一言で言うならば、「二十四の瞳」の“家族絆”版。「二十四の瞳…

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HirokoXu

HirokoXuの感想・評価

3.8
色々起きても寄り添って共に乗り越えてく姿が良い。大学の学費バイトして払いながら卒業した自分としては息子に対して甘えんな!と思うけど。

木下恵介&木下忠司コンビの音の特徴的な使い方がこの辺で確立したか?
劇伴率多め、同一曲の反復的使用が多いのが特徴かと思うんだけどどうだろう。
この映画では勇壮な主題歌がついていて、それが何回も流れる…

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harema25

harema25の感想・評価

5.0

『喜びも悲しみも幾歳月』と同じく
佐田啓二さんと高峰秀子さんが
夫婦役…

なんだけど
当たり前だけど
別人。

流石✨

ここでは
戦地から帰って
道路を作る工夫と妻。

生活の為
家族で生きてい…

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佐田啓二×高峰秀子。戦後疎開先の田舎で生きていくことになった夫婦。学の無い父親は道路工事の仕事しか見つけられず、毎日休みなく働く。一人息子を大学に入れるため必死に貯金して、こつこつ真面目に生きていく…

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enter

enterの感想・評価

4.2
木下クロニクル作品は素晴らしいと思う
大学卒業後のもっと先まで描いて欲しかった、、

木下の善行夫婦映画では一番好きな作品。
「喜びも悲しみも幾年月」から過度な装飾を廃した作り。

合間に、道路坑夫の夫の詩が読まれるのだが、貧しいながらも一人を息子を育て上げ、大学卒業まで見守るまでの…

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