木下恵介監督の松竹家庭劇映画のお手本の様な傑作で、新藤兼人脚本が後半冴えまくり、菅原積上原謙の母藤枝村瀬幸子が上京し四年越しの恋人松川文枝田中絹代と対面、母を東京駅まで見送り、積と文枝は街に繰り出す…
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戦後2年。文江と積は結婚の
約束しているが文江の父の仕
事決まらず家も貧しい。積に
故郷から見合い話が
原案 木下惠介 脚本 新藤兼人
音声がかなり聞き取り難いのが残念だけ…
めちゃくちゃ寒そうな上に終始悲壮です。ハッピーエンドのはずなのに悲壮だし、あんな寒そうなタイミングでのエンドマークの出し方センス良すぎてそのまま凍死できる(おまけにフォントがしゃれている)。こんなに…
>>続きを読む東野英治郎のこういう父親キャラを見られるのはうれしい。田中絹代とは二つ差しかないのに父と娘を演じて違和感がない。すごい。屋台のおしるこでもったいないと遠慮する父。父の肩を持ってあげる娘。ジーンとくる…
>>続きを読む「今夜って楽しい晩は今夜しかないんだもの」
やっぱり良いなぁ松竹大船調。科白が優しいんだよなぁ。現実の厳しさも描きつつ、最後は家族愛のあたたかさで包み込む。
上原謙は本当に優しい受け身役がよく似…
まぁ…どうあがいても聞き取りづらい部分がありすぎて…エンエンなってしまった、こういうの、これ以上音質が良くならないならせめても字幕が欲しいなあと思う今日この頃。
絹代さんが思い出アルバム的なものを…
上原謙と田中絹代がデートで酒を飲み交わすくだりが可愛らしい。
改心した東野英治郎がまだ誰もいない食卓に座ってカハハと笑う正面ショットが異様な怖さ。この直後に家族が空席にぞろぞろと座ってくるので作劇上…