『マルサの女』を見たかったのに間違えて借りて再見。
長回しやメタファーなどの古典的な手法に加え、ぐるぐると動き回るカメラが映像的な説明としてよく機能している。葬式の悲しみだけでなく誰もが体験する地域…
形式化された儀式の誇張とそれに対するシニカルな笑いの演出で、「葬儀」という儀式の神聖さを剥奪する。しかし、その形式化された儀式やオペレーションに盲従する人々を嘲笑うのではなく、むしろ今となっては形式…
>>続きを読む伊丹十三の記念すべきデビュー作。
お葬式の一連の流れを映してるだけだが、なぜかずっと観ていられる。
お経中に子供がはしゃいでいたり、知らない親戚が泥酔して中々お通夜が終わらなかったり、解像度の高い…
伊丹十三の初監督作品。伊丹作品は好きになれない。題材主義の作り方が間違っている。スーパーマーケットや国税庁をネタに、宮本信子を主演にしているが、この女優も大嫌いなので、悪しからず。唯一、「静かな生活…
>>続きを読む©伊丹プロダクション