【通報されるギリギリの線】
スランプに悩む青年作家フィリップと母親に置いていかれた少女アリスの不思議な旅を描いたヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー。
少女から見れば、作家はお父さんと言うに…
陰画としてのビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)について、ヴィム・ヴェンダースの作品を観ると、いつも考えさせられることになる。
主に19世紀のドイツで、ゲーテによる『ヴ…
母親がいなくなった少女と、しがない作家である中年男性との、モノクロロードムービー。
少女とおっさんの関係がなんとも愛らしい。
これ、白黒だからカラーより画面の情報量が制限されるからいいんだろうなと思…