極めて映画の原初的性質のもつパワーに則っている。それはカメラの断片性と記録性。記憶の記録は温かみを、記録から漏れた無限の断片を2度とは確認できない事実は冷たいエモーションをもたらす。そこにポストプロ…
>>続きを読む無声映画時代を思わせるモノクロの記録映画のスタイルを基調とし、撮ったもの=見たものを断片的に綴っていく。記憶や夢、走馬灯にも近い。そのなかで徐々に浮き彫りになる彼の愛惜は胸を打つ。小さな宝箱を開ける…
>>続きを読む映画の学校に通っている頃、フィルム上映してもらったのを食い入るように見た。でも、当時は『リトアニアへの旅の追憶』を見たばかりだったので、どうしても、『リトアニア〜』のNG集に見えてしまって、正直がっ…
>>続きを読む第1、2リールではリトアニア移民としての、3、4リールではNY市民としての生活を活写。5、6リールは創作の色気に走る。
総じて『ウォールデン』よりラフだけど、「日記」の瑞々しさにデトックスされた。…
2021/08/26 シアター・イメージフォーラム
カメラが身体と一体化して撮られたようなような日記映画。
REEL FOURの最後か、REEL FIVEの始まりにか忘れてしまったが(おそらくR…