中学生のときって大人でもなくて子どもでもなくて独特の世界にいる。そんな多感な時期に誰もが経験したり、問題に直面することを全てこの作品の中に描いている。
万引き、イジメ、レイプ、暴力、売春、自殺、殺人…
痛い。ただただ痛い。
そして美しい。
10代半ばくらいの不安定感や繊細さを岩井俊二が撮るなんて素晴らしすぎる!
青々とした田んぼ、電線と青い空…象徴的なシーンがでれも美し過ぎて…。
決して楽に観…
息ができないほどの閉塞感と息がきれるほどの開放感、また息ができないほどの閉塞感 を繰り返して呼吸困難になるような それを音楽で抜いて
映像で押し戻して 傷ついて癒されて傷ついて傷ついて もうしばらく…
雰囲気は非常に好みな作品なのですが、正直中盤で寝てしまった(笑)私としては小説の方が面白いと感じた。しかし、今こそ思春期の微妙な感情の機微や周囲との衝突を描く作品は多いが、この映画公開当初は割と斬新…
>>続きを読む小さいときに一度見て、やはり難しい。2、3回観て理解に断念したけれど、またもう一度観てみようとしっかりと観ました。
賛否が分かれる作品にも納得ですが、どうしても岩井俊二監督の作品を少しでも理解したい…
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