ずっと言われていることだけど陸軍の無謀さがよくわかる映画でした。
日清、日露の戦争で得た権益が欧米の反対で削減されたため中国(満洲)に活路を求めたい日本政府と日本の繁栄が許せない他国との争いに国民が…
1973年昭和48年の戦争大作第3部。山本薩夫監督の力量で尻すぼみ気味の映画がなんとか収まっています。伍代グループが出て来なくなっちゃって残念。
左翼の山本監督の反戦思想が最後まで貫かれています。吉…
【1970年代映画:小説実写映画化】
1973年製作で、五味川純平の小説を実写映画化三部作の第三部にして完結編‼️
昭和12年日中戦争が本格化からソ連とのノモンハン事件までを描いた人間群像ドラマ‼️…
【1973年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
前二作と比べると力尽きた感がある。浅丘ルリ子のエピソードがなんとなく中途半端で違和感がある。
それでも骨太で強引にでも話をひっぱるようなストー…
最終章、日中全面戦争に突入した軍部はノモンハン国境で対ソ連とも激突、前線に投入された伍代家次男俊介(北大路)と俊介友人で次女順子(吉永)の恋人標(山本圭)の運命を中心に展開。圧倒的物量差の中、撤退な…
>>続きを読む映画『戦争と人間』、全編9時間23分を観終わって、戦争の空しさと人間の愛情・業などを強烈に感じさせてくれる超大作と出会えて良かったと思う。
全編に亘って、山本薩夫監督らしい骨太な演出がワイドカラーに…