難解な映画だという意見も散見するがアランロブグリエが書いた黒澤明の「羅生門」である。同じ構造をとりつつ既成概念を破壊したアランレネによる「勝手にしやがれ」同様エポックメイキング的1本。大切なのは真相…
>>続きを読む左岸派アランレネの目眩く映像とストーリーが魅力のドラマ
信用できない語り手がいることと時間軸をぐちゃぐちゃにした構成のせいで何が現実か分からない(注意深く見ると分かるらしいが)
モノクロな映像が作風…
「あなたと共に暮らすのは死よりも辛い。二つの棺桶のようだ……」
ロブ=グリエの作と思われる詩句の朗読を背景に舐めるように壁を這うカメラ、変わった演出の冒頭だなと思いきや、全編この調子なのである。意…
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