ミニチュアとスクリーンプロセスを駆使した超絶ロードムービー。他の方が書いてる通り昇天峠のシーンがクッソしょぼいの面白すぎる。脱線、出産、水没と一見スタンダードな災難を描いてるが、結局最大の敵は「性(…
>>続きを読むバスに乗り、目的地に向かおうとするが、予期せぬ障害が次々と起こり、なかなかたどり着けない。カフカの『城』のコメディ版のようだ。楽しいのは、障害の数々で、不条理というか、常人には思いつかないゾーンに入…
>>続きを読むバス映画、ロードムービー、どちらのジャンルにも収まらないブニュエル的といえる奇想天外さ。何より生と死がバスの走行という運動と重なること。危篤と遺産相続に始まるバスの旅の途上に起こる、女の誘惑、川での…
>>続きを読む危篤の母に相続のための使いを頼まれる末の息子。乗り込んだバスではトラブル多発!
あたふたする息子以外の周りの人々がやけにのんびりマイペースなのがシュールで可笑しい。
運転手「母の誕生日パーティー…
死にそうな母のために早く帰りたい新婚ホヤホヤの主人公の気持ちとは裏腹に、彼が乗ったバスには様々なことが起こってバスはなかなか進まない。坂道、崖、霧、雷の中をノロノロヨタヨタ進むバスは人生そのもので、…
>>続きを読むメキシコ時代のブニュエル初めて観たけど、メキシコ時代と区切られるだけある!と大納得なメキシコ(ラテン)っぷりでかなり満足&楽しかった 危篤の母の遺言状をつくるために離れた町までバスでゆく、だけの話な…
>>続きを読む私は狭義のレアリスムは好きではなかった。重要な結果をもたらさないシーンを挿入したい誘惑に駆られていた――ルイス・ブニュエル
「エル」(1952)の前年に作られた乗り合いバスのロードムービー。
メ…
ブニュエルは『アンダルシアの犬』『ビリディアナ』と、内容がぶっ飛んでるものしか見てなかったから、本作はまだわかりやすかった。"遺言のためのロードムービー"と目的がはっきりしてたからかもしれん。
自…
このレビューはネタバレを含みます
新婚のオルヴェリオが危篤の母の遺言作成のために弁護士に会いにバスでサンヘロニモから町の方へと向かうけどなかなか着かないお話。いきなりのミニチュアが愛らしいです。
オンボロバスでえんやとっとの峠越え…
結婚式当日、急遽母の危篤の報せを受け、遺言状を作るためにバスへ乗る主人公。しかし、道中のトラブルや乗客の事情によりバスはなかなか目的地へと着かず…というお話。
「バスが遅い」だけでこんな話作れる…