ついに74thカンヌ国際映画祭が開幕。
オープニングは10年に1本しか撮らないレオス・カラックス9年ぶりの新作『ANNET』。
今回はなんと全編英語のミュージカル映画で、アダム・ドライバー&マリオン…
映像と音の同期に関する実験と考察、リハーサルと本番の言葉の間の緊張関係、静止を活かした演劇的な演出、前進だけでなく後退も活かしたカメラの自由奔放な動きは面白い。
個々の演出の凝り方は上手いし、バチ決…
ヌーヴェルヴァーグを思わせるような、朴訥で、独特なテンポを持っている。
これがデビュー作なのだから、末恐ろしい。
これでもかと言うほどにカメラワークは自由自在ながら流麗で、ただちぐはぐにも映るシナリ…
ペドロ・コスタの処女長編を思わせる白黒画面だが、悪い意味で自己満感が否めず。この手の表現は上位存在(ゴダール)が全てやっており、反吐が出るワードだけど「ポスト・ヌーヴェルヴァーグ」を意識しないとこん…
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