2/デュオの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『2/デュオ』に投稿された感想・評価

も
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これだけ相手の気持ちを気にせず気持ちをぶつけられたら素直な生き方かもしれないけど絶対いやですね🙂

どこまで即興なのだろうか。しかし邦画の同棲カップルの男の怒鳴り声とか、女性の奇声とかモノの投げ合いとか金貸せとかさ、もうお腹いっぱいでございます。この後の邦画作品にそうさせられたのだけど。渡辺さんは…

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mayu
3.3
いたくてあまくて切なくて
どこかに遠い昔に忘れてきたものを見せられた。
西島さん、よかった。

筒井武文『映画のメティエ 日本篇』「ある映画作家・諏訪敦彦」の章を読んでから諏訪敦彦『2/デュオ』を観た。シナリオがなく「監督/構成」「キャスト/ダイアローグ」なことについて、フレーム、インタビュー…

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momo
4.1
互いの問いかけに答えることもなく、ただ暴力的に狭い部屋の中で荒れ狂う2人が苦しく、生々しい。大丈夫、大丈夫。って、泣きながら言い聞かせて、突然早口で話し始める優を見るのが辛くて、耐えられず涙がでる
脚本は出来ていたが、現場で演技者が作り上げるロメール、リヴェットが用いた手法。ダイアローグとして役者の名前。構成・監督 諏訪敦彦、撮影 田村正毅。
テアトル新宿にて
itgk
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いわゆる監督の意向丸見え系の作品だけど、実際に監督の話を聞いて、作り手としての映画の本質が見えるような内容だったことに気がつく。面白かった。
再島
4.2

部屋,長回し,空気がそのまま来る,ずっしりとした質感
生き物としての映画
即興芝居でこれが生まれるの、役者の力を感じる。当時の二人の精神状態が心配
外部=監督とは対話を続けるのに、二人の対話は欠け続…

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Juzo
4.2

台本なし、即興演出、長回し。脚本ではなく「構成」として生まれる映画。
まるで恋人同士の研修風景を覗いているような息苦しさ。
「結婚」という言葉が静かに投げられた瞬間、部屋の空気が凍りつく。それでも二…

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3.9

こんなにも実験的なのに、あたかもそれが当たり前かのように感じさせるのは、もはや驚異的。

孤独で繋がるふたりの現実に、言葉なんて無い。だから、あの床の軋む安アパートに詰まった感情は、映画じゃないと表…

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