陰気なドワイヨン、喧嘩慣れしてないドワイヨン笑 こんな映画あったのか。不恰好な消耗戦。
二人とも喧嘩慣れしてなさそうで、切れ味が悪いから、手に刺さって危ないけど、どうせ深いところまでは刺さらないだ…
悪質な均衡が順次保たれている中で、
破綻と微かな再生で、かろうじて生存
(共依存かも?)を有している印象を受ける。
観る手側の現実と劇内との境界線が
ボヤけていき、
まるで同じアパートメントの…
90年代の特異点。撮影中心的な潮流の中で、演技というか役者というかを映画の軸にした実験。けど、撮影も結構好き。なんだか演技を主体にした撮影というよりそれぞれが別のものとして2つ軸があるようにも思える…
>>続きを読む全編台本なしの即興物語。
それが瞬間瞬間の感情の漏出に繋がっていたと思うし、ずっとヒリヒリさせられた。
時折インタビューが挟まる仕様も、フィクションとドキュメンタリーの境界線を曖昧にしてくれていて…
すごくてすごくて完璧で素晴らしくてずっと泣きそうだった。なんかもうすごくてすごくてすごいよ。
ハッピーアワーのような喫茶店に、ガラス越しに映る西島秀俊。痛くて脆くて危うくて綻びなんてすぐ出てくる。…
よかった。ありきたりっちゃありきたりだけど、いい。
即興やっぱりいいな。全然違和感なくて自然だった。ときおり暗転することで、時間経過させてるのも良かった。音楽とかがあんまりないからなのか、声を荒げる…
初見の時、自分でも信じられないくらい嗚咽した。圭が洗濯物を投げつける辺りからはヒリヒリと焼けつくようで、ずっと泣いていた。
何者かになりたいのに、いくら足掻いても近づけない焦りや苛立ち。自身の理不尽…