沓掛時次郎 遊侠一匹の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『沓掛時次郎 遊侠一匹』に投稿された感想・評価

一宿一飯の義理で殺した相手が旅の途次で知り合った母子の夫で、その夫に代わって母子の面倒を見るという、男の願望を煮詰めたようなストーリーで、やっぱり男のロマンをくすぐられてしまうんです。ヤクザ稼業の不…

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加藤泰らしさしかなかったけど、すぐ出てきた人物のアップをとっても観客としては何も感じ取れないというのが正直なところ。多分もっと尺使えばさらに加藤泰の思い通りにいけたけど90分に納めなきゃいけない的な…

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VHSを持っていて何度も観た大好きな作品。
劇場では初。

何度観ても渥美清に泣かされる…
4.0

寝転びながら鼻ほじって観ていたのだが、序盤の血飛沫で「おっ、おもしろい」と鼻ほじる手を止め、その後渥美清が消えたときは「只事ではない」と起き上がりその後は夢中で観た。女を失った主人公の心情を吐露する…

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mihiro
4.8

素晴らしい! 渥美清が作品に精彩を与えている。冒頭の海浜での乱闘シーンでは手前と奥に同時にピントが合い、シネスコの画面を右から左に流れていく。ヨロキンの刀の構えはいつも両腕をだらりと下げて猫背ぎみの…

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出た!オールタイムベスト!笑

これはすごい。映像のこだわり、シナリオ、役者、演出、日本っぽさ、東映で1番すごい映画なんじゃないだろうか。後にも先にももうこんな映画は出ないのではなかろうか、逆によく…

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中村錦之助の渾身の籠った名演と、加藤泰監督のローアングル様式美の完成形を思う存分堪能出来る東映時代劇挽歌的傑作。一宿一飯の恩義で利用される客分の罠を知り尽くす沓掛時次郎錦之助が、義侠心を心得た六ツ田…

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木
4.0
スタイリッシュ時代劇、美学の極地。
繊細な恋愛映画であり、時代劇レクイエムとしての哀愁もある。
映画的興奮に満ちた一作。
長谷川伸原作「沓掛時次郎」8度目の映画化にして、加藤泰監督による最高傑作。渡し舟での柿は名シーンとして語り継がれている。渥美清は鈴木尚之が書き加えたキャラクター。

これは、大傑作でしょう!
加藤泰監督を知りました

知らなかったのが悔やまれます
否、それ以上に嬉しい喜びです

だって、これがすっと沁みてくる年になったということは、これからも発掘の楽しみが増すば…

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