ゴッホ:天才の絵筆の作品情報・感想・評価

ゴッホ:天才の絵筆2009年製作の映画)

Moi, Van Gogh/Gogh: A Brush With Genius

製作国:

上映時間:40分

3.3

「ゴッホ:天才の絵筆」に投稿された感想・評価

mei

meiの感想・評価

3.5
\ 画家ゴッホの半生を40分で予習♬/

ゴッホが最初に油絵を描いた当時27歳から死を迎えるまでの9年間の軌跡をたどるドキュメンタリー。

『ゴッホ〜最期の手紙』の予習としてこの作品を選んだのですが予想以上に良い作品でした。

本作ではゴッホ本人がストーリーテナーを務めます。つまりゴッホの画家としての半生を本人目線から聞かされるのですが、それがとても新鮮で面白かったです。

ゴッホの特徴でもある色彩と筆使いについても解説してくれるので絵画に詳しくなくても楽しめます。絵画の見方を教えてくれるのってすごくありがたい!

また絵画の筆触まで伝わってくるような撮影方法が素晴らしかった!実際に目の前で絵画を見てるみたい!痒いところに手が届く作品です。←なんか表現が…語彙力が…残念。

劇場で観る作品というよりは美術館で流れてきたら大満足!な作品です。上映時間も40分と短いのでゴッホ関連の映画や展示会などの予習にオススメです*\(^o^)/*


そういえば昔スペイン語の勉強のために聴いてたバンドの名前が「La Oreja de Van Gogh (ゴッホの耳)」だったな〜。

当時は変な名前のバンドだな〜と思ってたけど今でもしっかり名前を覚えてるって事は…正解( ̊ଳ ̊)!?
昨日ちょうど開催中のゴッホ展を東京都美術館で観てきたので、復習を兼ねて見ました。
36分だけのゴッホ自身のナレーションという体裁で、彼の生涯をざっくり追った映画で、やはりちょっと物足りない。

ドキュメンタリーとしては、さらっとしすぎてるし、人物像を深く探求するには短すぎる。

展示会は日本の浮世絵からのインスピレーションを得たゴッホを中心に、浮世絵をゴッホ調に模写した作品の数々が出てきましたが、映画の方では、さらっとそういうときもあったよね、レベルで紹介されてました。

9年の画家生活で900点の作品を描いたゴッホは自殺して死亡する時期には2か月で80点など狂ったように描き続けてたそうです。

37歳とは見えないくらいの年老いて見える自画像に苦悩が見えますが、絵を描くことだけが彼の癒しでもあり、さらにそれが彼を孤独にし、疲弊させる原因ともなっていったのが顔に現れているのかなと思いました。

それにしてもゴッホ自身より、彼を支え続けた弟テオが不憫でならない。
結婚して子供もいたのに、ゴッホが死んで、その半年後に一体何で亡くなったのか?
そこが展示会でも、この映画でも言及されてなかったけど、彼がいなかったらゴッホの作品自体が残ってませんから。

自分の好きなことをやり続けた気難しいゴッホを最後まで支え続けていた最大の貢献人だったテオが一番不憫だなあ、と思わずにおれません。
ゴッホ目線で語るドキュメンタリー。
「私は死んでからの方が女性に人気がある」と語るゴッホが可笑しい。

「私は神話になったが、画家になりたかったたけだ」

ミレーの影響で油絵と出会い、補色理論と出会い、浮世絵と出会い、ついにゴッホならではの色彩と筆致を完成させて以降は「制作マシーン」のように作品を増やして行く。

「価格を下げるくらいなら売れない方がマシ」
売れないことへの恐怖はあまりなかったのかな。じゃなきゃ売れない絵をあんなに量産できない。自分が満足いく絵を描くことが目的だったのか。そりゃそうか。みんなそうか。


****


関係ないけど、


弟テオの物語は誰が描いてあげるんだろう。

いくら画商で金持ちだっつっても兄にずっと生活費と画材を送り続けて、兄の絵は売れないし、価格を下げることも許されず、兄からは毎日のように手紙届くし。。

でもテオは兄を愛していて、自分の息子の名前は兄と同じ「フィンセント」。
兄の死でショックを受け精神病院に入り、兄の死から半年後死亡。

誰か、テオの気持ちを!
芸術家はある日、雷に打たれてアートに目覚めるわけではない。朝起きたら枕元に芸術の神様からのギフトが届いているわけでもない。

芸術家は画材/モチーフ/表現方法/構図だけでなく、自分の中に渦巻く葛藤、生活、裏切りや貧困、愛や病、様々なものを飲み込んでは吐き出して、深刻な執念を持って必死にしがみついた人々のことだと思う。

生前に陽の目を見ることがなかったゴッホのような芸術家いれば、商才に長けたピカソのような芸術家もいる。

どちらも特別であり非凡であるが、とても人間臭い。
だから芸術が好きだ。
40分なのでさほど美術に関心は薄い方だが手が伸びた。内容も美術よりもゴッホさんの紹介だったので、名前だけしか知らなかったゴッホについて知る事ができた。
usukurara

usukuraraの感想・評価

2.0
突然のゴッホ祭り
この作品については、なんとも。
このあとLUST for LIFEを観ようかな
紫陽花

紫陽花の感想・評価

2.5
亡くなったゴッホの語り口が斬新。
画面一杯に広がるイエローが印象深い映画。
「ゴッホ展」の予習として観賞したけれど、40分という短さからか、物足りない。
sayuri

sayuriの感想・評価

-
はやくゴッホ展東京に来ないかな〜
知れば知るほど気になる存在
panpie

panpieの感想・評価

4.5
昨日函館から来た友達と一緒に前から楽しみにして前売りを買っていた「ゴッホ展」に行って来ました。

その前の予習でサクッと観れるゴッホに関する作品はないかと探したら今作をAmazonプライムで発見!


ナレーションがゴッホ自身として語るところに最初はびっくりしましたが着想が面白くていいですね。
ゴッホの絵を紹介しながら彼の生涯がコンパクトにまとめられていてゴッホを振り返る40分間の旅に酔いしれる事が出来ます。

絵画の様な美しい風景と弦楽曲がとてもマッチしていてゴッホの絵を引き立てていました。
オルセー美術館やファン・ゴッホ美術館との共同制作で今作は賞も受賞しているそうです。
とても美しくて何度も繰り返し観たい作品でした。

生前に一枚の絵「医師ガシェの絵」だけが売れたという見解に色々説はあるそうですけどゴッホが迷い日々模索しながら自分の画風を見つけ出す迄を丁寧に描いていてとても分かり易いです。


今回の「ゴッホ展」はファン・ゴッホ美術館との共同プロジェクトで札幌の後、東京、京都で終了後同館のあるオランダでも開催されるそうです。

今回の「ゴッホ展」は日本の浮世絵を愛したゴッホが影響を受けた浮世絵とゴッホが模写した作品と比較しながら鑑賞する事が出来ます。
あとは彼の亡くなった後最後にゴッホが過ごしたオーヴェールの医師ガシェの元に1920年代に訪れた日本人の芳名録が発見されその資料もたくさん展示されていました。

そこで流された10分位の短い映像がとても良くて「オーヴェールの聖堂」に描かれていたあの教会の裏の道を少し行くと今作にも描かれていましたがゴッホと弟テオのお墓が並んで立っていました。
テオはゴッホの生活費からキャンバスや絵の具代など資金全般を援助をしたり献身的に支えゴッホの死後2ヶ月で精神錯乱に陥り半年で死んでしまったそうです。
調べてみるとどうやら梅毒で死んだそうでゴッホの精神錯乱もそうなのでは?と言う説もあるそうです。
兄が全てだったなんて切なすぎる!

かなり以前にも「ゴッホ展」を観に行きましたが今回に私の好きな「星月夜」の展示はなかったけれど今作では「ローヌ川の星月夜」が見られてなんだか嬉しかったです。

僅か37歳でこの世を去った天才画家ゴッホは何故こんなにも悲しい生涯でありながら彼の絵は人々の心を掴んで離さないのでしょうか。
開催から1週間後の開演したばかりの9:30からの早い時間での鑑賞でしたが凄い人でごった返していました。
せかせかしている日常を束の間忘れて自分のペースで1時間半かけてゆっくりと鑑賞して来ました。
普段から慌ただしい生活をしている私はなんだかリセットできてこんな趣味の合う友達が近くにいない事を嘆きましたが彼女との短い濃い時間を過ごす事が出来て心が洗われた1日でした。
今度は私が函館に会いに行くね!

それにしても鑑賞後気分が高揚していたのか今回の目玉だった「花魁」の絵のマスキングテープを買って来てしまったけどこれいつ使うんだろう?と後で苦笑しました。
皆さんの街で開催されたらその前に今作で予習して観に行くと深く理解する事が出来ると思います。
観に行く予定のある方に是非オススメしたいドキュメンタリーでした。
はつみ

はつみの感想・評価

3.0
映画というよりドキュメンタリーですね。ゴッホがそこまで好きというわけでもないですが、画面の色がきれいでした。
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