奇しくも続けて動物に纏わる映画を観ている。ただ、本作はアメリカについての映画という性格の方が強い。アメリカの郊外の暖かさと冷たさを同時に捉えて現代社会批評をすると同時に、尚且つその風景のショットはバ…
>>続きを読む“進まないロードムービー”は健在で、デビュー作は初期衝動のようなものが詰まっていたのだなあと思う。公開時の2008年はリーマンショックがあった年で、ウェンディのようにホームレス生活を余儀なくされた人…
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出来事の結果は全て自分が招いたものなのに。
足の怪我は悪化していくけど、治療も出来ず包帯が薄汚れていく。
一番重要な車と犬も失うけど、口笛吹いて次へと向かう。
どうしようもない状況に次々と慣れていく…
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人が追い詰められる時って、こんな風にほんの少しの積み重ねなんだろうなと思う。警備員のおじさんとルーシーの存在だけが救いだった。
いわゆる悪い人は出てこないけど、必要以上に優しくもない。それぞれ事情は…
何年か前に見たノマドランドを思い出した
リーマンショックの影響かアラスカに職を求めて
女性と犬のロードムービー、??
前作に引き続き犬はルーシー(監督の愛犬らしい)
家や仕事を得るには家や仕事が必要…
人生のいくつかの場面で遭遇することになる、出口の見えない袋小路のような状況。ケリー・ライカートは、そうした状況や場面を、好んでモチーフにしているように感じる。
西部開拓史以来、移動することが1つの…
© 2008 Field Guide Films LLC