人生のいくつかの場面で遭遇することになる、出口の見えない袋小路のような状況。ケリー・ライカートは、そうした状況や場面を、好んでモチーフにしているように感じる。
西部開拓史以来、移動することが1つの…
ケリーライカートの描く世界は得体のしれない焦燥感が常にあるかんじ。ゆったりと流れる時間とは裏腹に、なにかが崩壊しかける嵐の前の静けさみたいな一瞬を描き出すのがほんとうに上手い。ピリピリしてる。ウェン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
貧困なのはわかるが、罰金をすんなり払う金あるんだったら最初から万引きなんてするなよ〜!
ウェンディを捕まえたスーパーの店員が、餌も買えない奴が犬を飼うな的なことを言ってたけど、それはそう。でもウェン…
仕事を求めてアラスカに飼い犬と一緒に行こうとする女性の話でした。
出だしがちょっと不穏な感じ。これは何か事件が起きる?的な。でも観てみるとそうでもなく。そこはちょっとほっとしました。
お金がな…
錆びた線路と貨物列車、閉店した店、無表情なスーパー、労働者が通りすがるだけの道路。
人も社会も余裕がない中、こんな街でもまだ、誰かがまだあなたの事を気にかけているという存在を示したのが、警備員のおっ…
幸不幸を外したような納得のラストだったかな
自分を守る手立てや、つかまるところが何処にも無くなって前に進める人もいる
所有したものを維持するためにはお金が必要だから、車が壊れてルーシーと離れて身軽…
© 2008 Field Guide Films LLC