すべてが優しくて美しい映画。アニエス・ヴァルダの冬の旅を観た後だったので、尚更そう感じた。ミシェル・ウィリアムズの繊細な演技が心を打つ。やるせなさと絶望で叫び声を上げたくなるようなアメリカ社会の貧困…
>>続きを読む寄るべない
いったいウェンディになにがあってあの境遇なのだろう
もはやホームレス
何をやってもうまくいかないことはある
ロードムービーだと思っていたけど、わんちゃん映画だった
女性の貧乏一人旅…
2025/8/14
ケリーライカート監督3本目。
森の中で犬を散歩させる幸せなシーンから始まる。
なんてことはない、地元で職のない独身女性がアラスカでの仕事を求めて犬のルーシーと車で旅をしている途中…
淡々としたロードムービー。
淡々とした中にも喜怒哀楽が詰まってます。
現実の厳しさか、それとも希望か。
それにしても、お金がないとアクシデントやトラブル時に本当に何もできなくて事態は悪い方向にしか…
「新しい段ボールのほうがよく滑るよな」
この映画はなかなか言葉にならない。
どのみち移動手段は失われるわけで八方塞がりの現実がありのままに描かれているのが救いといえば救いか。
よく道端に落ちている…
1人と1匹のロードムービー。
前半は全部が悪い方向に進んでいって可哀想。
後半はほぼ無一文のウェンディが、やれることを1人で頑張っていく姿がかっこいい。
ラストのシーンでは、現実の厳しさと、何す…
奇しくも続けて動物に纏わる映画を観ている。ただ、本作はアメリカについての映画という性格の方が強い。アメリカの郊外の暖かさと冷たさを同時に捉えて現代社会批評をすると同時に、尚且つその風景のショットはバ…
>>続きを読む“進まないロードムービー”は健在で、デビュー作は初期衝動のようなものが詰まっていたのだなあと思う。公開時の2008年はリーマンショックがあった年で、ウェンディのようにホームレス生活を余儀なくされた人…
>>続きを読む© 2008 Field Guide Films LLC