自殺したマイナーアイドル・如月ミキの一周忌にファンサイト
を通じて集まった5人の男を描いた作品。
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之という、今、考えると非常にゴージャスな…
「都合の良い仮説で何が悪いんです」という台詞がある。自分たちが納得できるような現実への折り合い。それはフィクションや想像力の話でもある。
集まった5人のうち4人が関係者だった。けれど、ファンがもっ…
確かに後出しジャンケンの様な(実は‼︎)な話がどんどん出て来て、
そんなん知らんがな‼︎てなる。
しかし後半は伏線を元にお話が転がってく。ただ何となく、今観ると既視感がある。当時だと新鮮だったのか…
本当に全部後出しジャンケンだな(かろうじてのちに警察であるとわかる人が公務員って言ってるくらい)。少し前に言ったこともすぐひっくり返すし…。だったら先に言えよ!みたいなのばっかり。あと喋ってばっかり…
>>続きを読むあまりにシナリオが勝ちすぎ。頭で考えて撮った映画、という印象がどうにも拭えない。
この設定で一番おもしろいのは、ファンサイトに熱心な書き込みをしていたのが実は…というところにあるのではないかと思う…
全体的に説明台詞感は強かったけど、密室劇でおもしろかった。
ライムスター宇多丸のこの映画の酷評を聴いた後では、確かに色々な多くのことが気になって、それにつられて評価が下がってしまった映画。
酷評…
(C)2007『キサラギ』フィルムパートナーズ