ヨーロッパ一九五一年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ヨーロッパ一九五一年』に投稿された感想・評価

ゴダールがロッセリーニについて、男女を描いたらそのまま世界を描いてしまう、と言ってる。
本作では、単独ショットにおいてさえバーグマンにフォーカスが合わないのだが、彼女が世界と向き合ってるときだけフォ…

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煙
4.7
ド傑作。映画史上最も美しいアップと言ってしまいたい。バーグマンでしかロッセリーニでしかなし得ない。ドアとか室内とかベッケル味を感じた。
石口
4.0

慈善の精神に目覚めた女が、それゆえにブルジョワ社会の規範からは逸脱していく。ロッセリーニは何のてらいもなく彼女を聖人として描いており、その素朴ながらも力強い演出が素晴らしい。まるで何かに取り憑かれた…

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katoyu
4.3

2025年劇場鑑賞155本目。
ユーロスペースでのホンサンス作鑑賞からの流れで。とにかくイングリットバーグマンはとにかく綺麗。美しい。そんな感想とは裏腹に、ヘビーブローな内容で。哲学的でもあり、宗教…

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4.0

ロベルト・ロッセリーニ監督作。

イタリア・ネオレアリズモの巨匠:ロベルト・ロッセリーニが不倫関係から駆け落ち結婚した名女優イングリッド・バーグマンを主演に迎えて撮った1952年の監督作品で、息子の…

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cuumma
3.6

ロベルト・ロッセリーニ✖️イングリッド・バーグマン
婚姻関係になったことのある二人

戦後間もないイタリア
上流階級の夫人:アイリンは好き放題暮らしていたが、母からの愛情に飢えていた一人息子が自殺未…

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土星
4.5

危ないからと川沿いから連れ戻された少女がバーグマンにキスするところの純粋さに泣いた。
「自分で自分の真実をさがし求めようとする人は一人もいない」とロメールらによるインタビューでもらすロッセリーニにと…

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3.0

幼い息子を自死に追いやってしまい悲嘆に暮れる女性は、世の中の貧しい、弱い人々に寄り添うことで生き甲斐を見出す。しかし、無私の愛を貫く彼女は異常者として精神病院に閉じ込められてしまう。欲に塗れた、それ…

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3.7
バーグマンの良さ全開、久しぶりにいい映画に出会えました、一層ファンになりました。
3.7

ジュリエッタマシーナどの場面でていましたか?脚本、監督ロベルトロッセリーニ凄く良いね。迫真の演技のイングリッドバーグマンの良さが全開でした。精神病棟に入れられても、自分の信念に従ってイヤな素振りも見…

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