ジェリー藤尾の破天荒キャラが最高な脱走劇。
地平線がぎらぎら輝く地にあるダイヤを求め、各々仇名で呼び合う脱獄囚達が駆け抜ける。
恐ろしく切れ味鋭い編集と移動撮影、随所に挿入されるジェリーの歌声がとて…
藤原審爾の原作を、内田弘三と土居通芳が脚色、土居が監督した、新東宝時代の土居の傑作。5人の脱獄囚がダイヤを隠してある地平線ぎらぎらの場所を目指して進む。マムシにかまれたり、脱落者が続き、ようやく目的…
>>続きを読む◎歌って良し演じて良しジェリー藤尾の魅力満開
1961年 新東宝 モノクロ 89分 シネマスコープ
*状態良好にて鑑賞上の支障なし
売れるためなら明治天皇もかつぎ出した大蔵貢社長解任後の新東宝作…
『穴』を凌ぐストーリー(と行き当たりばったりのオチ)と動かないカメラの意外な効果。のわりにはもうちょっとためがあればよかったシーンも多々あったのだけど、「後世」なんてものに名の残らない監督が普通にう…
>>続きを読む新東宝の歌謡B級映画。
ある刑務所の雑居房に新入りのマイト(ジェリー藤尾)が入ってくる。実は盗んだダイヤを山に隠してきたという。それを聞いた面々は共に脱獄し。。。
評判が良いので鑑賞。ノワール風…
新東宝ヌーベルバーグ。
日本映画臭さを消すためにジェリー藤尾を起用したのだとしたら、まんまと成功している。
『網走番外地』ぽい犯罪映画だが、悪人だらけで情緒は全くない。
ラストは中々好き。
天知茂…