とっても詩的な逃亡劇。
追いかけているのは誰かではなく人生なのか。逃げているのは捕まらないためじゃなくて飲み込まれないためなのかも。
人生は美しい。
逃れられないから美しい。
死、夢、愛、どれも…
ゴダール⑤。目と耳に残るリフレインがいくつもあり、人生という名の退屈を捨て映画という名の狂い咲く自由を観ろ、と言わんばかりだった。流石の名作としての盛り込まれた充足感、また見返して確かめたい
違和…
なんの脈絡もなく話が進行していく。
何故男が死んでいたのか、何故そこまでして逃げ続けるのか。
作品自体を俯瞰して見ていると難解で継ぎ接ぎの映像にも思える。しかし、作品の中には詩的で飢えた言葉が次々と…
「枯れ葉」の映画館前のシーンで「気狂いピエロ」のポスターがあって観ようと思ってたのと、今ゴダール展をやっているのでまずはこれから予習。
音楽がとってもいいし、
詩を読むような会話のリズム感がおしゃ…
フランス版テルマルイーズ。
当たり前のように殺し、何事もなかったかのように忙しなく逃げる。
凶悪指名手配犯であるにも関わらず、やたら詩的なセリフの掛け合いのせいでオシャレに映る混沌さ。音楽やアイテ…