黒澤明のヒューマニズムが炸裂した隠れた傑作! これが最高傑作のひとつだ!と考える人がいてもぜんぜん不思議じゃない。ボクもテーマ性とそれを表現する率直さを考えると、黒澤トップクラスではと思います。三船…
>>続きを読むコミカルに徹するのかと思いきや、グラデーションをつけながら徐々にシリアスに。気づいたらのめり込んでおり、いつの間にかメリハリを"効かされている"感が堪らない。なんとなくだけど「生きる」を見た時の感覚…
>>続きを読む志村喬の演技が素晴らしい。
珍しく三船があまり目立っていなかった。
旅先で出会った、芸術家の男と音楽家の女性。
それをたまたま目撃した官能雑誌の記者が二人の写真を撮り、雑誌に掲載した。
それが、美…
序盤まで完全にコメディタッチな作風だったのに、終盤に行くに連れてどんどんシリアスな社会派ドラマへと化す。
コメディ路線の前半は、
・画家のくせにオートバイに乗っている青江一郎とかいう、三船敏郎の皮を…
これはひたすら面白い。
今作は何より志村喬の芝居が素晴らしい。賄賂を受けた罪悪感や病気の娘に対する精神的弱さの表現が素晴らしい。陽気だった彼がどんどん弱っていく。
悪いことする人間が悪い人とは限ら…
大変満足した。あらすじにある通り、最後の最後まで人間を諦めない、人間を信じようとするヒューマニズムが描かれていたと感じた。
登場シーンから異様な雰囲気を放つ蛭田がストーリーの主役だと感じた。ずっと弱…
これまたすげー面白かった。
黒澤映画で三船and志村が出てくる作品にハズレなしというか、これ75年も前の映画なのに、全然色褪せない。
スキャンダルを撮られて、根も葉もねぇ嘘を!とキレる三船。その法…
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