生き急ぐ自分に対する何かが溢れて嗚咽してしまった夜。その明くる朝に、散歩してから腰を据えてのんびりと鑑賞した。
月日を空けて何度か繰り返し観るたびに、その時々の社会や自分の状況と重なる部分があり、…
このレビューはネタバレを含みます
おもしろかった。
何年ぶりに観ただろう。10年以上ぶりだと思う。
小津映画を観よう、というのでレンタルビデオ店に行って、まず手に取ったのが、本作だ。
タイトルが分かりやすい。表紙もカラーだ。ま…
子供の一大事、ねっとりした近所付き合い、定年後の生活、恋に進まないじれったい関係。
それぞれが抱えるものが、本人にとってはとっても大きなことだけど、周りから見るとちっぽけで、それゆえのユーモアがすご…
小津安二郎映画初鑑賞。
子供にとって、大人のしている「お早よう」、「こんばんは」、「今日はいい天気ですね」は無駄なこと。
子供と大人の中の物事の見方をうまく取り入れて、それをコメディに落とし込む。…
戦後の日本社会の、何気ない日常を描きます。小津安二郎監督作。
ちょっとしたすれ違いや、誤解から生じるご近所とのいざこざ。普通の近所付き合いを描いただけの会話劇ですが、テンポの良いやりとりや、徐々に…
ご近所婦人会奥さん達の噂話とかいざこざとか見てるだけならめちゃくちゃ面白いな
小津映画の女の人たちの喋り口調なんか好き
そして杉村春子がいつも存在感凄い!
「とっとと逝っておくれ!」が強烈で笑っちゃ…
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